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アナフィラキシーショックについて

いつもメルマガを読んでいただきありがとうございます。

今回はコロナワクチン接種が始まった事を受けまして、皆さんや自分自身も多分一番きになっているとおもい

アナフィラキシーショックについて書いていこうと思います。


やはり、直近でワクチン接種で一番心配なのは副反応ですよね。

その中でも、アナフィラキシーショックという反応が一番危険な症状という事はもうだいたいの方が知っているいと思います。

そして、これが心配で接種をどうしようか迷っている方も多くいると思います。


そんな方にすこしでも判断できる情報を伝えたいと思い調べました。


まず、アナフィラキシーショックがワクチン接種後に自分におきてしまったのか判断する為のガイドラインがあります。

それを伝えます。

1:皮膚症状(全身の発疹、かゆみ、紅潮)、または粘膜症状(口、舌の腫脹)が急速に発現しかつ、呼吸器症状(呼吸困難等)・循環器症状

(血圧低下、意識障害)のいずれか少なくとも一つをともなうもの

2:先に述べた皮膚症状、粘膜症状・呼吸器症状・循環器症状と持続する消化器症状(腹痛、吐き気)の中の2つ以上の症状が急速に発現した

3:接種後に急速な血圧低下が発現した


これらの症状がでた場合は迅速に処置する必要があるとされています。


今回はこれに対し

厚労省がワクチン接種会場にすぐに対処できるように医師と看護師が常に待機し、薬も常備する事こ決定したようです。


また、アナフィラキシーショックの事を考慮し

過去にアレルギー症状をおこした方は30分以上、それ以外の方は15分以上その場に待機し様子を見る事としています。

もしでてしまった場合はその場で処置ができるようになっているとしています。



そして、やはりここがきになるところだと思いますが

このアナフィラキシーショックはどのくらい恐いのかという事だとおもいますが

まず、先に言いますが、ここからはあくまでデータをもとに単純計算をしたものなので実際はその数値になるわけではありませんので

冷静に読んでください。

まず、アメリカでは100万回で11人のアナフィラキシーショックがでました。これはもっとわかりやすくすると10万人に一人

という結果です。ちなみに世界規模でいうと100万回に5回の確率になるみたいです。

どちらにせよ、インフルエンザワクチンが100万回に一回の割合からすると少し高い確率になります。


そして、あまりこういうのは書きたくないのですが、公平性として書かないといけないと思い書きますが

日本においてアナフィラキシーショックが起きてしまった人の

致死率ですが、10万人で1~3人くらいでした。


これをまとめると、

接種後にアナフィラキシーショックがおきるのは10万人に一人の確率で、その方が死までいたる確率が10万人に1~3人の確率

という事です。

これが高いか低いかで言うと私の立場では言えないので、どうかこの数字をみて冷静にご自身で判断してみてください。


あと、ちなみにですが、アメリカでアナフィラキシーショックがでた方たちは全員回復しています。


最後にもしアナフィラキシーショックがでてしまった時の初期対応ですがこれもガイドラインがあります。

1:バイタルサインの確認

2:助けを呼ぶ

3:必要に応じてアドレナリンの筋肉注射を打つ

4:患者を仰向けにして、30センチ足を高くすいて寝かす(苦しい時は少し上体をおこす)

5:必要に応じて酸素投与する

6:静脈ルートの確保

7:必要に応じて心肺蘇生

8:バイタルサイン測定


というのがあります。

このなかで直接一般の方が関係してくるのは

1,2,4くらいですね。あとは医師等の対応になるので

もし自宅等で家族の方にでた時はこのような1,2,4(特に4は大事)の対応をし、救急車や医師を待つ事が大事ですね。

慌てて、体を揺さぶったり、あとは救急車を呼ぶのを躊躇しないことが大事だと思います。


今回はちょっとこんな不安な時期ですので

少しでも有益な情報をとおもい書いていきました。

今回はこの辺で失礼します。


栃木県宇都宮市の接骨院

ながい接骨院より



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