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134.君と『同じ』夢を見ていた
わたくしの幼少期、TVの民放では
映画番組がたくさんあって
よく西部劇が放送されていました。
父親が好んで見ていたので
一緒に視聴することが多かったのですが
ジョン・フォードの王道ウエスタンも
ジュリアーノ・ジェンマのマカロニウエスタンも
白人のカウボーイが主人公でヒーローであり
有色人種のインディアンは敵・悪者でした。
【インディアンは悪者ではない】
今はインディアンという呼称自体が
差別用語とされていて
ネイティブアメリカンという表現に
変わっていますが
彼らは西部開拓者のアングロサクソンから見て
悪役に仕立て上げられていただけで
実際は善良な被害者でしかなかったわけです。
人種差別を題材にした
ブルーハーツの名曲「青空」にも
冒頭からインディアンが出てきます。
https://www.youtube.com/watch?v=OLYgG0hElsk
(THE BLUE HEARTS "青空")
「生まれた所や皮膚や目の色で
いったいこの僕の
何がわかるというのだろう」
【縄文ウイルスの話・第3回】
HTLV-1が縄文人(古モンゴロイド)
つまりは日本の先住民のウイルスであり、
弥生時代に日本にやって来た渡来人(新モンゴロイド)は
全く持っていない、という事実は
発掘された骨の研究により明らかになっています。
ゆえに、長崎の離島や鹿児島や
かつての琉球王国の沖縄や
アイヌの北海道に多いのです。
そして、131.『胸元』で述べたように
このウイルスは日本の中だけで独特の
キャリア分布をしているわけではなく
海外でも特定の地域や民族に集中して
キャリアが存在しています。
・北アメリカの一部(インディアン)
・アラスカ(エスキモー)
・南アメリカ全域(インディオ)
・パプアニューギニア(メラネシア人)
・オーストラリア(アボリジニ)
・アフリカ(ピグミー族)
アンデス先住民のものと思われる
約1500年前のミイラからHTLV-1の
DNAを抽出して解析したところ
アイヌ人のHTLV-1と類似していることが分かり
縄文人のルーツでもある古モンゴロイドと
同じ流れをくむ人々が遙か昔に南米に
到達していたという説が裏付けられています。
【争いは好まないが死を厭わない】
このウイルスの集積地の人々は
どことなく日本人に似ていて
霊性が高く自然と共生することを
旨とする平和な人々なのです。
同じルーツを持っていますから
当然似ています。
そして、アングロサクソンに
駆逐されてきた歴史を持つ
という点でも共通しています。
大らかで、相互協力的で
人を殺すような争いは好まないが
人のために死ぬことは厭わない
心やさしい性質を持つ先住民の多くと
一生を共にしてきたウイルス。
そういう人達と親和性が高かった
というよりは、赤ちゃんの頃に
リンパ球に入り込んだウイルスこそが
その性質を作ってきたとしたら?
ウイルスにとっては
宿主がそういう性質であると
都合が良い面は多いのです。
【正義は見方によって変わる】
白人が自らの正義を振りかざして
インディアンやアボリジニを
駆逐したのと同じように
人間の偏った正義に基づいて
太古から友となったウイルスを
絶滅させかけている、という
現状なのです。
このウイルスのおかげで
日本人らしい心や作法が
かたち作られたり維持されたり
してきたのかもしれないのに。
【日本人としての誇り】
日本は素晴らしい!みたいな発想も
人種差別的ではあるのかもしれませんが
日本人のダメな点ばかりを
あげつらうよりは
日本に生まれて良かった
と思いたいではないですか。