薬に頼りたくない方をサポートする ”ファーマシー未来堂”

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②医療費が低くなった町の秘密

こんばんは♪
薬に頼らない生活を応援するファーマシー未来堂メルマガ二回目の投稿になります。
今回のテーマは「医療費」です。

実は未来堂の目標の一つに、医療費を適正な金額にするというものがあります。
そのためには、国民一人一人が予防医学の知識を持つことが必要不可欠です。

日本の医療費の金額が約42兆円を超えているのは皆様ご存知かとは思います。

防衛費は約5兆円ほど、他の分野の金額を考えても圧倒的に配分の比率が大きいのが医療と介護などの福祉分野の負担です。
平成27年度では、病気の人の国民医療費と介護費の合計は51.6兆円、国民の税収は56.3兆円。税収の91.7%が医療費と介護費となっています。

さて、福祉分野が多いのは良いことでは?
と思われる方もいるでしょう。
負担を多くした分、病気が減り、人々が薬に頼らず、かつ元気に長生きできている現実があるのならば良いでしょう。

現実は如何でしょうか?
年齢が上がれば上がるほど、薬を服用していない人はほとんどいない状況。
薬を服用するということは決して健康な状態であるとは言えません。
それでいて、病気というものが種類も人数も減っているかと言われたら疑問を呈するような状況が現代日本です。
「医療は発展している。」と言われているのにもかかわらず。

しかし、今の医療は救急の分野では非常に価値あるものとなってます。
そのおかげで生き延びることができるようになった命はたくさんあるでしょう。

それと同時に薬というものを多用しすぎた結果、不調をきたしてしまっているケースが多々あるというのもまた現状です。
薬理作用が真逆の薬を病名から判断して同一人物に処方してしまうケースも珍しくありません。
貼り薬だからといって、簡単に処方するケース。
解熱鎮痛薬や抗生剤などを簡単に処方するケース。
まだまだたくさんありますが、明らかに多くクスリが出されている現状は多い事でしょう。

救急疾患を得意分野とする対処法。
慢性疾患を得意とする対処法。
感染症などを得意とする対処法。
過去からいろんな分野で得意とされる対処法がありました。
そして、一人一人の状態に合わせて異なる対処法を使用すべきであり、各個人に合わせたオーダーメイドの医療こそが本来なら重要になってくるのだろうと思います。

しかし、対症療法としての医療しか行われておらず、根本を考える医療というものがほとんどないのが現状です。

さて、徳島県上勝町という町をご存知でしょうか?

人口1500人にも満たない中、その半数近くが高齢者という過疎化と高齢化が進んでいる小さな町です。

実はこの町、全国でも有数の地域ビジネスの成功した町として注目されています。

そのビジネスとは「葉っぱビジネス」。日本料理を美しく彩る季節の葉や花、山菜などの栽培、出荷、販売する農業ビジネスを行ってます。

女性でも高齢者でも取り組むことのできるこのビジネスは大成功し、2015年時点で全体の年商2億6000万円、中には年収1000万円を稼ぐおばあちゃまもおられるそうです。

彼女らはパソコンやタブレットを使いこなし、市場情報を分析して自らマーケティングを行い、栽培した葉っぱを全国に出荷しています。

そして、この事業の成功の後、この町では県内で1番医療費が低くなるという事が起こりました。
県内で一番高齢化が進んでいるこの町で、医療費が低くなったことから学ぶべきことはたくさんあります。

高齢であることと病気が必ずしも相関するわけではないという良い例だと思います。

この町の高齢者は、目的を持って生き生きと仕事をしており、毎日忙しく動き回ってます。山の斜面や木に登り、足腰を自然と毎日鍛えています。
そして、それが確実に収入につながるということが、彼らの生活に意義を与え、毎日がより生き生きとしたものとなっているようです。

その結果、病院に行く必要性も暇もないほど元気で健康になっているという非常に良い例だと思います。

私自身の経験から、減薬に成功される方は生きがいもしくは目標などのビジョンがしっかり持っている人が多いのです。
何かに頼るのではなく、自分の足で人生を歩くことができている人は結果的に毎日健康的に過ごすことができているように感じます。

精神の状態というものは人間の体に大きな影響を与えることがあり、決して無視できるものではありません。
目標や生きがいというものは毎日の生活に潤いを与え、「薬に頼らない生活」を送るために非常に大きな役割を持つのではないかと思われます。

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