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メールマガジン バックナンバー
① 薬に頼らない生活って何?
みなさま、薬とはどういったものを想像されるでしょうか?
病気になった時に病院で出してもらう薬
薬局薬店で一般的に販売されている薬
漢方も含む薬草
など、自分の体で起きた変化を改善する、もしくは治すものというイメージがあるのではないでしょうか?
そして、薬が種々の不調を治してくれるという期待を持って、薬を飲んでいるのではないでしょうか?
残念ながら、薬が不調を治すのではありません。
人間一人一人の体の中にある「免疫力」もしくは「自己治癒力」だけが不調を治せるのです。
今よく使われる現代薬というのは、症状を抑える対症療法を得意とするお薬です。
例えば、
痛みが酷すぎてショック死しそうな時に無理矢理痛みを抑えて、死を防ぎその間に処置を施すため。
心臓が停止してしまいそうな状況な時に、無理矢理心臓動かし、死を防ぎその間に処置を施すため。
など改善ではなく、見えてる症状を急激に抑えることを目的としています。
果たして、症状を見えなくすることが改善と言えるのでしょうか?
戦争の歴史とともに発達してきた医学が現代医学であるため、それら薬は症状を抑え、死にそうな兵士を生かすために発展してきました。
常用されるようになっている今でも症状を抑えることを目的とする本質は変わっていません。
緊急の場合は症状を抑えることも必要でしょう。
しかし、緊急を要しない状況で症状を抑えてしまうことで、逆効果になる場合も多いのです。
なぜその場所に症状が現れるのか。
なぜそういった症状であるのか。
何が原因で「今」症状が出てしまっているのか。
そういった根本を考えずして、本当の意味での改善はありえません。
水瓶の中の水が腐った状態であるものに上から無理に蓋をして、匂いが出てこないようにしているのが今の薬の使い方になっています。
中の水の匂いや汚れの原因は何かあるにもかかわらず、蓋をしてしまったことで誤魔化して、そのままどんどん汚れてしまう。
いつしかその蓋では抑えきれず、出てきてしまうがまたより強力な蓋を使用して無理に押さえ込もうとする。
そういった悪循環が起こってます。
薬が効かなくなってきて、どんどん強くなっていくという経験をされたこともあるのではないでしょうか?
無理に抑え込んだ症状はそのうちどこかで溢れ出してきて、よりひどい症状として発病することも考えられます。
その前に一人一人ができることは、自己治癒力を大切にし、常によく働かせられる環境を与えてあげることです。
薬草もしくは漢方(一部漢方を除く)は自己治癒力を最大限に生かすように体内環境を改善していく目的ですので、普段頼るのならばまだマシでしょう。
ただし、こういったお薬の類はなるべく短く使うことを推奨しています。
普段の生活で心がけることこそ一番重要ですので、そちらで環境が整えられれば何よりでしょう。
医学の父、ヒポクラテスの言葉に
「人は誰でも体の中に100人の名医を持っている」
という言葉があります。
過去のドクターたちは体の中の「自己治癒力」を非常に大切にしていました。
未来堂では、根本の改善を目指すため、「自己治癒力」とご自身の「意識」を大切にしております。
ご自身で学び、体を理解することが健康的に生きる一番の近道です。
ぜひ楽しく学んで、賢く元気に生活しましょう♪