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不動産知識って、知るタイミングが重要①
子どもの未来も損をさせない!不動産の家庭教師の嶌田です。
以前、損や失敗に陥ってしまう原因として、はじめに不動産会社に相談することの危うさ、不動産営業マンの心理と状況について『最も大切で最初にすべきこと』で挙げさせて頂きました。
読んでみて「不動産のことは知らなきゃ!」
そう考える方はいらっしゃると思うんです。
でも、それも間違いを引き寄せてしまう原因。
今回は、最初に不動産を知ろうとする危うさと、そのリスクを起きにくくするはじめの一歩のお話しです。
あなただからその家を活かせるようになる、そんな巡り合わせのためのお話し。
【知ることで生じる損】
「なんで知ると損や失敗が起きるの?」
当然の疑問ですよね。
答えは、あなたの想像力を狭めてしまうからです。
ネットであれ本であれ、外からの情報は頭の中に『枠』を作ってしまうんです。
その枠は、発想や言動へ無意識の制限を掛けてしまいます。
例えば、駅の売店やコンビニでのサンドウィッチで実際に起きている話し。
断面から想像したものと違い、実際の具がスッカラカンだったという情報をSNS等で目にしたとします。
これが不買運動のきっかけや長い期間の不信感を作り出したり、と・・・全部が全部ではなくても。
情報の厄介なところとも言えます。
私の中の『情報』の定義は、身を守り、自由な発想に至らせるものです。
※ここでは世間一般にある情報を『情報』として言葉を使っていきます。
情報の厄介なところは、不動産や建設にも同じことが起こっています。
「建て売り住宅は、悪だ!」
思っているだけなら個人の自由です。
これが声高らかに、幾つもネット記事で見掛ければ、それがあなたの真実になることでしょう。
数が真実ではありません。
まぁ、確かに粗悪な仕上がりの物件が多いことは事実の一端にはあるんですけれど・・・
業界を問わず、断言した物言いで発言力を持とうとして、一括りに全てを否定している発信が多すぎるのは問題です。
物は見方と、ご自身の状況との掛け合わせ方と使いこなし方次第なんです。
とくに住空間においては。
明日は、この続きとなる『情報化社会のマナーと信用度』についてお届けします。