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電気治療について

いつもメルマガを読んでいただきありがとうございます。

今回は前回から打って変わって接骨院らしく

電気治療のお話です。


みなさん、電気治療といいますと想像するのはビリビリ、ぴくぴくするやつを思い浮かべると思います。

あれはだいたい低周波治療器です。

ただ、電気治療ってこれだけではないんです。

しかも、なんで電気を流すの?効果は?

あんまり知らずになんとなく治療を受けているかたが多いんじゃないでしょうか。

そこで、今回は電気治療の代表的な種類と効果を話していこうと思いますね。


じゃあ、まずさっきの続きで低周波治療器ってよく聞くんじゃないかと思いますが、

これ、他に中周波、高周波とあります。

これはそれぞれ効果も違うんですが、一番の違いは体に通電する深さになります。

低周波はだいたい皮膚と筋肉の表面くらいまでの通電です。

中周波はだいたい体の3~4センチくらいの深さなんで、筋肉の中層くらいまで通電します。

高周波はだいたい10センチくらいの深さまで通電するんで、インナーマッスルとか腰とかの深いとこにある筋肉なんかも刺激できます。

これが一番の違いですね。

そいで、そもそもこの電気ってなんで流すの?ってとこですが、

この3つの周波で共通するのが

除痛効果があるんです。これが一番の治療効果になります。

特に低周波はよく除痛の為に使われます。なんでかっていうと、低周波はその周波数の違いで二つの除痛ができるんですね。なんか周波数とか

いうとちょっと難しくなってきますから、そこま詳しく書きませんね。

なぜならそれを書いていくと電気治療マニアの自分が説明が止まらなくなりそうなんで。

とにかく二種類の効果がでます。それはっていうと

除痛効果が即効ででるけど、すぐに効果が薄れる周波と緩やかに除痛効果がでてくるけど効果が長く持続する周波があり

今の機械はこの二つを交互に出していているので

痛みにすぐ効いてくれて、かつながく持続するという事です。

除痛でいうと高周波は深い場所まできいてしかも強力な除痛効果があるんですが、これが悲しいかなすぐに効果が切れてしまいます。

なので、除痛という事においては低周波が好まれて使われています。

ただ、間違って欲しくないのは

マッサージ効果で痛みが楽になるんじゃないってとこです。

この低周波や高周波はあくまでも電気の周波数により人間の神経に作用して痛みを感じにくくしているって事で、筋肉を柔らかくする

とか痛めた場所を治す効果はありません。

そうなんです、低周波や高周波はあくまでも除痛効果であって、治癒促進効果はないって事ですね。

これすごく大事なことですから覚えておいてくださいね。

ただ、治癒促進しないんじゃ意味ないじゃん。ってなるかもですが、そんなことはありません。

痛みをとることも大事なんです。精神とケガの回復は関係があります。

痛みが楽になってほっとする時間があると、その時血流もよくなり結果、ケガの場所に栄養がいきわたり治りを助ける事になります。

直接の作用はありませんが、痛みをとるという事は大事な治療です。

それがほとんど副作用もなく害にもならないでできるんですからある程度の意味があると思います。

っていいながら、自分の接骨院ではあまり低周波治療をおこなわないんですけどね。😓

なぜかっていうと、自分の手技が時間がかかるんで、電気の時間ももったいないんです。

あ、ちなみに

低周波のかける時間ですが、15分が最適時間です。これは医療機器開発の会社の検証の結果がでていますので間違いないです。

これ以上かけても効果は一緒で、短いと効果が薄れます。なのでよく10分のところがあるんですがあれ、もったいないです。

15分っていうのが最適な時間なんですが、もし家庭の治療器で、もっとかけたいなって方は15分で一回やめて、数分インターバルをおいて

からかけるとまた効果がでますのでそうしてくださいね。


話もどしますが、自分はこの15分がもったいなく感じてしまって、この時間も手技で色々調整したくなっちゃうんで、電気あんまり

かけないんです。

もし、電気かけてほしいかたは遠慮なく言ってくださいね。


いやあ、本当は他のEMSとかマイククロカレントとか電気治療をすべて今回で書いていこうと思ったんですが

低周波だけで、こんなに長くなってしまいました。

なので、次回にまわしたいと思います。

次回は皆さんちょっと興味があるんではないでしょうかEMSについてかいていこうと思います。

もし興味のある方が読んでくださると幸いです。

では今回はこの辺で失礼します。



栃木県宇都宮市の接骨院

ながい接骨院より

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