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牛乳は『嗜好品』である
これは健康にいいから食べろとか
あれは病気になるからやめろとか
特定の食材や食べ方をあげつらって
礼賛したり批判したりすることを
「フードファディズム」と呼ぶのですが
日本におけるフードファディズムの王様
として70年以上に渡り君臨する食材が
あります。それが牛乳です。
【過大評価され続けるもの】
保育園や幼稚園や学校の給食で
毎日出される牛乳。
主食がパンの日なら
まだ分かりますが
米飯に牛乳は合いません。
入院したことのある人なら
御存知だと思いますが
病院の朝食は和食風であっても
牛乳が大体セットになっています。
味噌汁と牛乳をなぜ同じタイミングで
飲まなければならないのでしょう?
大戸屋とかで焼き魚定食を注文して
しれっと飲み物として牛乳を出されたら
「お茶に替えてくれ」って言うでしょう?
保育園や幼稚園や学校や病院では
それが許されている、というか
当たり前なのは
「牛乳は体に良い」という
大前提があるからです。
カルシウムが多く蛋白質も豊富で
栄養補給にはもってこいで
栄養士さんも栄養素の帳尻を合わせる
ために便利な食材でもあるわけです。
【牛乳で健康になるか】
牛乳を飲むと体が丈夫になるとか
健康に寄与する、みたいな
効能があるかというと
そんなことはありません。
個人差もあるので
牛乳は毒である、と言うこともできませんが
健康のために頑張って毎日飲む、と
いうようなものではない。
日本人は古来より一般的には
動物の乳を飲む民族ではなかったので
ある程度の年齢になると
乳糖不耐症(含まれる乳糖が分解できない)になり
飲むとお腹がゴロゴロしたり痛くなったりする人も多いのです。
そのような状態では、いくらカルシウムや蛋白質を
たくさん含んでいても上手く吸収はできません。
そして成分としてカルシウムが多くても
含有するリンも多いために
体内に存在するカルシウムと結合してしまい
排出されるカルシウムが多くなってしまうのです。
【日本人らしい食べもの】
日本人は和食から充分カルシウムは摂れるのです。
カルシウムを多く含む食材なんて今では
いくらでもネットで検索できますから
調べてみてはどうでしょう。
何故、もともと日本人には必要の無かった牛乳を
これほどまでに有り難がって飲まされているのでしょうか。
元をたどれば
75年前に戦争で負けたからです。
GHQの戦略によって栄養改善の名目で
牛乳(最初は脱脂粉乳)と小麦粉を押し付けられ
子供達が欧米的な嗜好になるように仕向けられたのです。
ですから、わたしが小学生の頃の学校給食は
毎日パンで、食パンにマーガリンとか
質の悪い油であげた揚げパンとか
黒パンとかパインパンとかコッペパンとか。
イヤでも米よりもパンを好む傾向になりますよ。
小学5年生の時に初めて、金曜日だけ
米飯給食なり、カレーライスの時などは
それはそれは喜んでいたのを鮮明に覚えています。
今は米飯の日の方が多い学校が殆どだと思いますが
完全米飯給食にして、牛乳を出すのを止めればいいのです。
それなのに
保育園や学校での牛乳を
飲まないようにするためには
親の一存だけではダメで
医者から書いてもらった
診断書が必要なことが多い。
親御さんが一言、うちの子には
牛乳は合わないので
他の飲み物のしてください、と
言えば済むことのはずなのに。
質の良い牛乳を
好きな人が好きな時に好きなだけ飲むのは
全く問題ないのですけど
健康のため、という間違った前提で
いまだに押し付けられるのは本当に
なんとかしたいのです。
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