自然派ドクター 髙野弘之

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『臨機応変』のススメ

赤ちゃんの育ち方には
それぞれのペースがあります。

体重の増え方
母乳の飲み方
離乳食の食べ方
発達の仕方

千差万別と言っていいし
たいがいは個性です。

基本的には
他と比べない方がいいですよ。

よそと比べるのが
不幸のはじまり、です。

【不幸の健診】

赤ちゃんの体重が増えなくても
なんら問題は無い
ことが多いのです。

対応可能な異常(原因)があって
体重が増えない(結果)場合は
原因にアプローチして
なんとかしなければいけませんし
そこを見極めるのが
医療関係者の役目なのに
体重が増えないこと自体を
問題視していることが多いのです。

親の不安を煽って
飲まなくてもいいミルクを勧めたり
食べなくてもいい離乳食を始めろと
言ってみたりする健診は
まごうかたなき
「不幸の健診」です。

健診の場に居る
医者や保健師の言うことは
聞き流すくらいがいいですよ。

呪いの言葉に囚われるのが
不幸のはじまり、です。

【熱の場合】

例えば熱が出た時。
高熱が出ても殆どの場合は
生理的な反応であり問題ないのですが
髄膜炎や肺炎などのように
治療をしなければ
後遺症を残したり命にかかわったりする
ような状態(原因)があって
高熱になっている(結果)のではないか
というのを見極めるのは
医者の大切な仕事です。
38℃以上になったら使ってくださいと
解熱剤を処方するのは
医者の大切な役割ではありません。

とはいえ
熱で相当にしんどそうだったり
高熱で寝られなかったりする場合は
解熱剤で凌いだっていいのです。

【痙攣の場合】

お子さんが痙攣を起こす場合も同様に
殆どのケースでは
発熱に伴う熱性けいれんであって
短時間で治まるし全く問題はありません。
てんかんや代謝異常などの
病気(原因)があるために
痙攣を起こす(結果)時には
治療が必要になるでしょう。

【悪い原因が無ければ大丈夫】

体重の増え方が少ないのも
熱が上がるのも
痙攣を起こすのも
それ自体を問題視する必要はない
ことのほうが圧倒的に多いのです。

普段の子育てにしろ
体調を崩した時の対応にしろ
「こうじゃなきゃ」という
固定観念はあまり持たない方が
よろしいかと思います。

あなたとお子さんの
生命力を信じて
自分たちのペースで
やっていくのが
一番良いのです。

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