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メールマガジン バックナンバー
あらゆる毒は『薬』になる
人間には不可欠で
それが無いと生きられないような
「水」や「塩」でさえ
いっぺんに多量に摂取すれば
身体を壊したり
死んでしまったりするのです。
ましてや「薬」は
よっぽど慎重に使わないと
簡単に毒として
作用してしまうのですが
逆に、一般的には毒と
捉えられているものが
使い方によっては
役に立つこともある
というお話です。
【漢方薬になる植物毒】
トリカブトは猛毒を持つ
野草として知られており
古来から暗殺に用いられたり
今昔物語でも狂言の演目でも
命を絶つほどの毒草として
描かれたりしています。
しかし、これを少量加熱して
漢方薬の生薬として利用すると
痛みを緩和したり代謝を良くしたり
症状によっては卓効を示すのです。
しかし、いくら少量とはいえ
症状に合わなかったり
体質に合わなかったり
うっかり量が多めだったりすると
副作用だけが出てしまったりする。
このことは
原料が毒草の時だけではなく
薬草のみの場合であっても
同じことが言えます。
ですから
風邪には葛根湯
みたいな使い方をすると
良くないことがありますから
注意してくださいね。
【毒と薬は紙一重】
薬は毒だ!ということもできるし
毒は薬だ!ということもできるのですが
いずれにせよ使い方次第なのです。
解熱鎮痛剤とかワクチンとかの
添付文書を見ると
“劇薬”と書いてあるので
劇薬を子供に使うなんて
とんでもない!と言う人がいますが
劇薬だから使っちゃダメということでもなく
「分量や適応はより慎重に」という
注意喚起なのです。
しかし、やはり症状を止めてしまうだけの
解熱鎮痛剤はなるべく使わずに済ませたいですし
ウイルスや菌を敵とみなすだけの
ワクチンでは根本的な問題解決になりません。
そしてワクチンに含まれる人工毒の要素は
量が少ないから大丈夫というタイプのものでは
ありません。
【対症療法(逆症療法)と同種療法】
『対症療法』では「内なるドクター」が
やりたいことを邪魔してしまうので
その働きを助けたい、というのが
『同種療法』の考え方です。
漢方薬では『対症療法』的な使い方をすることもありますが
熱が出ている時の葛根湯は『同種療法』的な使い方です。
東洋医学とか世界各国の伝統医学とかでは
『同種療法』の発想で「内なるドクター」を
活かすという方法を主軸にしているものが多く
ホメオパシーも『同種療法』の最たるものです。
使われるレメディは、薬と呼称するのは
ふさわしくないような作られ方をしますが
様々な人や症状に卓効を示す事も多いのです。
トリカブトを
ものすごい倍率で希釈した
「アコナイト」というレメディは
風邪の引き始めに使うと
よいことが多く
ホメオパシー界の葛根湯みたいな感じです。
レメディは薄めすぎて
毒の要素は完全に消えているので
使い方が悪くて副作用が出るという
心配はしなくてよいのが利点です。
副作用は無いかもしれないが
それが何故効くのだ?というのは
ホメオパシーに出会って
多くの人が最初に抱く疑問なのですが
そのあたりについては
おいおい、お話していくつもりです。