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食べる輸血と言われるビーツとは

残暑お見舞い申し上げます。
いつもハリーのベジタブルBOXのメールマガジンをお読み頂きありがとうございます。

収穫量は少ないのですが、今年初めてビーツの収穫が出来ました!


今なぜビーツが注目されているのか?
理由は、SNS映えすることと(笑)、栄養が豊富だということ。
彩りがきれいなだけではなく「食べる輸血」と言われるほど、鉄分や葉酸が豊富な野菜です。

冷え性や新陳代謝をアップしたい人、美容や美肌を求める人たちに熱く支持されている野菜なのです


鮮やかな色味が、お料理をゴージャスに見せてくれる野菜で、飲む血液とも呼ばれるほど栄養価が豊富。女性にはうれしい美容効果もたくさんあります。


・むくみ対策(脱塩効果)
ビーツはカリウムを豊富に含み、細胞の浸透圧をナトリウムとともに維持・調整する働きがあります。余分な塩分の排出を促しすため、むくみが気になる人にとっては、積極的に摂ってみると良いでしょう。

・美肌効果
美肌作りに欠かせないビタミンCやたんぱく質の分解・合成をサポートするビタミンB群、葉酸や食物繊維も含まれています。コラーゲンの生成に役立つビタミンCは、美肌には欠かせない栄養素です。

・血流を良くする効果
ビーツには、NO(エヌオー)と呼ばれる一酸化窒素が豊富に含まれており、血流の循環を良くする効果が期待できます。血行が良くなることで、疲労回復や冷え性・肩こりの改善に役立つとされているんですよ。

・腸内環境を整える
ビーツには天然のオリゴ糖も含まれており、食物繊維との相乗効果で腸内環境を整えてくれます。腸内環境を整える善玉菌は、食物繊維とオリゴ糖を餌にして働き、コレステロールの抑制、老廃物を体外に排出する作用があります。

・肝臓の機能向上
ビーツには、肝機能を高める効果が期待されています。肝臓への脂肪蓄積を防ぐベタインの働きにより脂肪肝の予防、また、脂肪の解毒作用を促すグルタチオンを増やすことから肝硬変の予防対策が期待できるそうす。


◆お味について
少し土っぽく感じるかもしれません。
酢を少し入れてゆでると甘みが出るため、スープにして食べるのがおすすめです。


◆露地栽培で育てられるビーツは、初夏の6月〜7月と晩秋の11月〜12月になります。
夏はサラダや冷製スープ、冬は温かい煮込み料理がお勧めです。


下茹で後の柔らかくなったビーツは甘く、大根と蕪の間のような柔らかく程よい歯ごたえがあります。
皮は剥かずに必ずそのままの状態で下ごしらえをすることが最大のポイントです。
皮を剥いてしまうと、せっかくのビーツの色と旨みが流れ出てしまいます。
加熱した後なら、簡単に手でツルっと皮が剥けます。もちろんピーラーで剥いてもOKです!


◆ビーツの茹で方
・ビーツ:1個
・水:お鍋にたっぷりと(2リットルくらい)
・酢:大さじ1
・塩:ふたつまみ

たっぷり水をいれたお鍋に、酢、塩、洗ったビーツを丸ごと入れ強火で加熱、沸騰したら蓋を閉めて弱火でじっくり茹でる。
ときどき竹串をさして火の通り具合をチェック。
お好みの固さになったら火を止める。
ゆで汁につけたまま冷ます。
冷めたら皮は手でツルンと簡単にむけます。
(手が真っ赤になるので、使い捨てビニール手袋などあればGood!!)

茹で上がれば、適当な大きさに切り野菜サラダにしても、ミキサーで混ぜてスープにしても、煮込みスープにしてもおいしく頂けます。

ロシア料理のボルシチは代表的なビーツのスープですね。
機会があれば、是非一度お召し上がりください。

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