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ぎっくり腰について
いつもメルマガを読んでいただきありがとうございます。
ジメジメの日が続いてなぜだか気持ちを滅入ってきますね。
体にも影響があるのか、先週くらいからぎっくり腰や寝違えの患者さんが増えてきています。
天気のせいや気持ちのせいに前だったらしたくなかったのですが、最近はやはりそれもあるようなきがします。
でも、落ち込んでいてもしょうがないので、こうなったら逆に向き合っていこう!
という事で今回は
ぎっくり腰についてやっていこうと思いました!
ぎっくり腰って今ではかなりメジャーな症状で、みなさん知らない人がいないくらいになりました。自分が接骨院で働き始めた時は
まだまだ知らない人がいたんですが、それだけ現代に腰痛が多くなってきたんですね。
それでぎっくり腰ですが、正式名称は急性腰部捻挫
といいます。
なんかこうなると急に重症な感じになりますね。名前って大事ですね。
そして、このぎっくり腰は大きく分けて3種類になります。
1:関節性 2:靭帯性 3:筋筋膜性
になります。
皆さんの多くは、ぎっくり腰って捻挫だから1と2をイメージすると思うのですが、実はぎっくり腰のほとんどは3の筋筋膜性のものが
多いです。というかほとんどこれしか見たことありません。
しかも、この筋筋膜は痛覚がいっぱいいるので、かなりするどい激痛になります。かつ、筋肉なので、体を動かしただけで緊張するので、
ちょっと動いただけで痛みがはしります。
これが関節性だと、関節自体には痛覚あまりなくて、その周りにあります。すると、痛覚に触れなければ痛くないので、少し遊びがあります。
意外かもしれませんが、急性の場合、筋肉性のほうが痛みが強いという事です。
ただ、治りでいうと、筋肉のほうが血流がいいし、再生能力も高いので早いし、きれいに治りやすいですね。
それで、このぎっくり腰、教科書だと筋肉の損傷とありますが、自分がみた患者さん達だと、損傷ではなく痙攣のほうが多いように
思います。
損傷していたら、本当は組織が再生するのにはやくても三週間は必要です。でも、ぎっくり腰はだいたい一週間くらいで動けるようになります。
はやいと三日で良くなる人もいます。
このことからも、どっちかというと、こむら返りの腰バージョンととらえるといいかもしれません。
こむら返りってかなり痛いんです。が、次の日には良くなるのがほとんどです。こじれても一週間でよくなります。なんか似てますよね。
こう考えるとなった時の対処もわかってきます。
まず、なった直後は間違いなくじっとしているが正解です。
変にもとに戻ろうと無理して立ち上がったり、腰を伸ばしたりしないのが無難です。こむら返りの時って無理に動かないでじっとしてますよね。
そして、もんだり、押したりしない。
これ大事な事です。こむら返りの最中に押したりしたら逆に痛くなっちゃいますよね。じっとしてた方が無難です。
施術だとやり方があるのですが、一般の方は無理しない方が逆に早く治ります。
そうすると、いつかはちょっと痛みが落ち着いてきます。そしたら、そこから少しずつその痛いところを掌全体で圧迫しながら動かしていきます
この時、慌てて動かすとまた痙攣が起こります。もうそうなるとアウトです。ここは、ゆっくりゆっくり動かすのが大事です。
すると、うまくいくと、ちょっといたみはありますが動けるくらいの痛みに落ち着く事があります。
ただ痛すぎて無理そうなら、動かない方がいいですね。それでも一週間ゆっくりできれば良くなってきます。
これ、普通の関節捻挫だったらこんな事しても治りません。さっきも言ったように早くても三週間は痛いです。
ぎっくり腰はうまく対処すると早く治せる症状でもあります。なんかほんと不思議な症状ですよね。
これからの夏の季節も意外とぎっくり腰はなる方が多いと感じています。みなさま気を付けて生活してみてください。
そしてもしなってしまったら、このメルマガを思い出してみてくださると幸いです。
今回はぎっくり腰について自分の考えを述べてみました。さいごまで読んでいただきありがとうございました。
それではこの辺でしつれいします。
栃木県宇都宮市の接骨院
自律神経の乱れ、肩こり、腰痛等の慢性痛専門施術
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ながい接骨院より