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お金の置き所を考えることが、将来を豊かなものにするための着実なステップ。
こんにちは。
梅雨に入りました。
コロナによる自粛期間が開けたと思いきや、生憎の雨模様で、すっきり外出できることが少ないですね。
雨だけであれば良いですが、雨が上がった後の蒸し暑さがまた厄介です。
さて、以前よりセミナー、個別相談でもお話しすることが多いですが、日本人はとにかく、貯金が大好きという民族です。
日米欧の家庭の金融資産構成(下記の記事参照。)でもわかりますが、持っている金融資産の半分以上は現預金ということが分かります。
大切なお金は無くならないように、しっかりと金融機関(銀行・郵便局等)で預かってもらおうという意思はすごく大切だと思います。
しかしながら、他の国ではその考えはまた違うようです。
日本と同じ先進国であるアメリカ。
こちらは家計の金融資産のうち、現預金の内訳はなんと15%くらいしかありません。
では、どういうところにお金を置いているか。
一番大きいのは会社が発行する株式。こちらが30%以上を占めています。
その次が投資信託、債券と並びますが、金融資産のうち50%以上は、何らかの「投資」に費やしていることが分かります。
ヨーロッパの国々も、現預金こそ30%超とありますが、やはり株式等の投資関連も30%程と、割合は高いです。
この結果、金融資産の伸びはどうなっているか。
過去20年間での、金融資産の伸び率は、アメリカ約3.1倍、ヨーロッパ約2.7倍となっています。
では日本はどうなのか。
20年でわずか1.47倍です。
預金に資産の半分を預けておいても、増えないことがこれからわかると思います。
日本の金利は0.001%。先進国もここほどでは無いですが、金利はそこまで高く無いです。
リスク管理をしつつ投資で着実に資産を増やす方が、将来の人生が明るくなるということに、海外の方はは気づいているのですね。
参考までに、毎月5万円の貯金を、25年間続けると、1,500万円。
日本の定期預金 0.01%だと、25年後 1,502万円
日本の保険 1%だと、 25年後 1,700万円
海外の積立投資 平均8%で 25年後 4,000万円超
お金は置く場所によって、働き方が大きく変わっていくのです。
https://news.goo.ne.jp/article/financialfield/life/financialfield-27258.html