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化学物質過敏症と、その予備軍。その2 〜誰にでも関係のある話かもしれません〜
こんにちは。
Akiクリーンサービスの小谷明生です。
前回、僕自身の経験から
「化学物質過敏症と、その予備軍」について書きました。
今回は、その続きを少しお話ししたいと思います。
先日、化学物質過敏症について書かれた本を読んでいて、ちょっと気になる文章がありました。
そこには、
「現在の患者数は約120万人、潜在患者は1000万人以上とも言われている」
そして、
「誰にでも発症する可能性があり、一度発症すると日常生活や社会生活に支障をきたすこともある」
と書かれていました。
1000万人以上って、かなりの人数ですよね。
日本人の12人に一人ですよ。
僕はこれを読んで、
「やっぱり、今は何も症状がない人にも知っておいてほしいことだな」
と思いました。
僕自身も、最初から化学物質に敏感だったわけではないんですよ。
普通に洗剤も使っていましたし、柔軟剤やいろいろな香りも、そこまで深く考えたことはありませんでした。
でも、ある時から体が反応するようになってんです。
それまで何ともなかった洗剤の匂いや柔軟剤の香り、建物の中の空気なんかが、しんどく感じるようになったんです。
だから自分の体を通して、
今、大丈夫だから、これからもずっと大丈夫とは限らないんだな、と感じています。
だからと言って、皆さんを怖がらせたいわけではないんです。
むしろ反対です。
体が何かを訴え始める前から、できることがあるんじゃないかと、、、
僕はそう思っています。
じゃあ、何をしたらいいんだろ?
そんなに難しいことではないと思っています。
暮らしの中を見渡してみると、
洗濯洗剤、柔軟剤、シャンプー、ボディーソープ、芳香剤、消臭剤、掃除に使う洗剤……
毎日いろいろなものを使っていますよね。
これを全部、一気に変える必要はありません。
暮らしの中の全部を、少しずつ変えていけばいいと思うんです。
その中でも、僕がまず見直してみてほしいと思うのが、
洗濯洗剤です。
なぜ洗濯洗剤なのか?
洗濯洗剤って、毎日着る服を洗うものですよね。
下着も、シャツも、ズボンも、靴下も。
寝る時にはパジャマやシーツ、枕カバーもあります。
考えてみると、僕たちは一日のほとんどを、洗濯した布に触れながら生活しています。
だから僕は、
「洗濯洗剤って、洗濯している時だけのものじゃないんだな」
と感じています。
洗った服を、そのあと何時間も着ていますからね。
そう考えると、
毎日肌に触れる服を、何で洗うのか?
これって、すごく身近で大切なことだと思いませんか?
まずは洗濯洗剤を見直してみる。
柔軟剤をやめてみる。
それができたら、次はシャンプーやボディーソープ。
香りの強い芳香剤や消臭剤を一つ減らしてみる。
そして、毎日の掃除に使う洗剤も見直してみる。
一つずつでいいんです。
僕は健康のために何かを「足す」ことも大切だと思いますが、
それと同じくらい、
体や空間に入ってくる余計なものを「減らしていく」ことも大切なんじゃないか
と思っています。
そして、僕が重曹洗剤を使った掃除をずっと続けている理由も、ここにつながっています。
僕にとって掃除は、単に汚れを落とすだけではありません。
自分が化学物質過敏症になったことで、
「何を使って掃除するのか?」
そして、
「掃除したあと、その空間にどんな空気が残っているのか?」
まで考えるようになりました。
強い洗剤を使ってピカピカにすることだけが、本当に気持ちのいい掃除なのかな?
見た目がきれいになるだけじゃなく、
そこで暮らす人が毎日吸っている空気まで考えた掃除があってもいい。
それが今の僕の仕事の原点になっています。
化学物質過敏症になってから、慌てて暮らしを変えるのではなく、
まだ何も感じていない時から、暮らしの中のものを一つずつ見直してみる。
全部変えなくてもいいんです。
今日、一つだけでもいい。
僕自身の大変だった経験から言えることは、
毎日吸っている空気と、毎日触れているものを大切にしてみてください!!
ほんの少し意識するだけです。
洗濯洗剤でもいい。
柔軟剤でもいい。
芳香剤でもいい。
「今日、自分の暮らしから一つ減らすとしたら、何だろう?」
そんなところから始めてみてください。
少しずつですが、暮らしの中の空気も変わっていきますよ。
空気を整える暮らし通信 小谷明生