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【成幸通信】 木曜の朝に、少し人生が軽くなる話(16号)

おはようございます。
成幸広場です。

本日のテーマ:彼岸を想い、此岸を生きる

もうすぐ、秋のお彼岸を迎えます。

今年の秋のお彼岸は、
9月20日から26日まで。

9月23日の秋分の日を中日として、
その前後3日間を合わせた7日間です。

「お彼岸」という言葉は、
普段から何気なく使っていますが、

そもそも「彼岸」とは、
何なのでしょう。

仏教では、

私たちが生きている、
迷いや煩悩のある世界を「此岸(しがん)」。

そこから離れた悟りの境地を
「彼岸(ひがん)」と表します。

此岸はこちら側。

彼岸は向こう側。

そのためでしょうか。

日本ではお彼岸になると、
お墓参りをしたり、
亡くなった人やご先祖に
手を合わせたりする習慣があります。

お盆から、まだひと月ほど。

「また、ご先祖の話?」

と思われるかもしれませんね。

でも今回は、
亡くなった人についてではなく、

「今、生きている私たち」

について考えてみたいと思います。

私たちは、
此岸に生きています。

笑う日があります。

怒る日があります。

誰かを好きになったり、
嫌いになったりします。

欲しいものがあります。

手放したくないものがあります。

思い通りにならなくて、
悩むこともあります。

それが、
生きているということなのでしょう。

自然界を見ても、

光だけではありません。

夜があります。

暖かい季節もあれば、
寒い季節もあります。

芽吹くものがあれば、
枯れて土へ還っていくものもあります。

始まりがあり、
終わりがあります。

私たちはつい、

明るい方が良い。

楽しい方が良い。

成功した方が良い。

長く続く方が良い。

そう考えます。

もちろん、
そう願うことは自然なことです。

でも、

光だけを求めて、
影をなくすことはできません。

出会いがあれば、
いつか別れがあります。

得ることがあれば、
失うこともあります。

生まれた命には、
いつか終わりが訪れます。

それは、
人間の力では変えることのできない
自然の理です。

前回の成幸通信では、

「変えられることと、
変えられないこと」

についてお話ししました。

生きることも、
その連続なのかもしれません。

変えられないことを嘆き続けるのではなく、

今、自分にできることをする。

会える人には、
会えるうちに会う。

伝えたい言葉は、
伝えられるうちに伝える。

やりたいことがあるなら、
できるところから始めてみる。

そして、

うれしい時には、
ちゃんとうれしがる。

悲しい時には、
無理に明るくしなくてもいい。

人生の光も影も、
どちらも自分の人生として受け取っていく。

それが、

此岸を生きるということなのかもしれません。

成幸とは、

苦しみが一つもない人生を
手に入れることではないのだと思います。

思い通りにならないことがあっても、

その中で自分なりの幸せを見つけ、
自分の人生を生きていく。

彼岸を想うことは、

死を怖がることではなく、

限りある此岸の時間を、
どう生きるのかを考えること。

そんな時間でもあるのではないでしょうか。

今日の小さな一歩。

今日は、

「今だからできること」

を一つ考えてみてください。

大きなことでなくて構いません。

会いたい人に連絡する。

ありがとうを伝える。

好きなものを食べる。

少し休む。

空を見上げる。

今ここにいる自分だからこそ、
できることがあります。

彼岸を想いながら、
此岸にいる私たちは、

今日という一日を生きる。

それだけでも、
十分に大切なことなのだと思います。

今日という一日が、少しでもやさしくありますように。
成幸広場より

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