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【成幸通信】 木曜の朝に、少し人生が軽くなる話(15号)
おはようございます。
成幸広場です。
本日のテーマ:変えられることと、変えられないこと
私たちは毎日の中で、
いろいろなことを思い通りにしようとします。
仕事を予定どおり進めたい。
人間関係を良くしたい。
家族には元気でいてほしい。
努力した分だけ、結果を出したい。
できれば、
明日も今日と同じように
穏やかであってほしい。
でも、世の中には、
自分では変えられないことがあります。
天気。
自然災害。
季節の移り変わり。
過ぎてしまった時間。
そして、
人の心。
どれだけ願っても、
明日の天気を変えることはできません。
どれだけ悔やんでも、
昨日に戻ることはできません。
どれだけ正しいと思うことを伝えても、
相手がどう受け取るかまでは決められません。
それでも私たちは、
「どうして分かってくれないんだ」
「あの時こうしていれば」
「こんなことが起きなければ」
と、
自分では変えられないものを
なんとか変えようとしてしまうことがあります。
そして、
変わらないものを前にして、
疲れてしまいます。
自然界を見てみると、
少し違います。
雨が降れば、
動物は雨を止めようとはしません。
強い日差しの日には、
木陰へ入る生き物もいます。
寒くなれば、
冬眠するものや、
暖かい場所へ移動するものもいます。
自然そのものを変えるのではなく、
その環境に合わせて
自分の行動を変えていく。
人間も、本来は
自然界に生きる一員です。
変えられないものと戦い続けるより、
「では、自分に何ができるだろう」
と考えてみる。
雨を止めることはできなくても、
傘を持つことはできます。
地震を止めることはできなくても、
備えることはできます。
過去を変えることはできなくても、
そこから何を学ぶかは選べます。
相手の考えを変えることはできなくても、
自分がどう接するかは選べます。
失敗した事実を消すことはできなくても、
次にどうするかは決められます。
ここには、
大きな違いがあります。
「どうしてこうなったんだ」
だけを考え続けるのか。
それとも、
「では、ここからどうしよう」
と考えるのか。
起きた出来事が同じでも、
その先は少し変わってきます。
もちろん、
何でも自分の責任だと
考える必要はありません。
世の中には、
自分ではどうにもできないことがあります。
理不尽なこともあります。
誰かの行動によって、
傷つくことだってあります。
そんなことまで、
「自分が悪かった」
と背負う必要はありません。
自責とは、
すべてを自分のせいにすることではないのだと思います。
変えられないものまで
自分の責任にするのではなく、
自分が変えられる部分を見つけて、
そこに力を使うこと。
それが、
自分の人生を自分で生きるということではないでしょうか。
自然に身を任せることも同じです。
何もしないことではありません。
自然の流れを知り、
自分にできることはする。
それでも、
自分ではどうにもできないものには
必要以上に抗わない。
変えられないものを受け入れることは、
諦めることとは少し違います。
自分の力を、
「変えられないもの」ではなく、
「変えられるもの」に使うための
選択なのだと思います。
今日の小さな一歩。
今、あなたを悩ませていることを
一つ思い浮かべてみてください。
そして、その中にあるものを、
「自分で変えられること」
「自分では変えられないこと」
に分けてみてください。
変えられないことは、
いったん横に置いてみる。
そして、
「今日、自分にできることは何だろう」
と考えてみてください。
ほんの小さなことで構いません。
変えられないものと戦うことをやめると、
少しだけ、
心に使える力が戻ってくるかもしれません。
今日も、自然の流れに沿って、穏やかな一日を。
成幸広場より