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【成幸通信】 木曜の朝に、少し人生が軽くなる話(14号)

おはようございます。
成幸広場です。

本日のテーマ:変わっていないようで、少しずつ変わっている

9月に入りました。

暦の上では秋とはいえ、
まだまだ暑い日が続く時期です。

「秋と言われても、まだ夏じゃないか」

そんなふうに感じる日もありますね。

でも、少しだけ意識してみると、
真夏とは違うものが見つかります。

日が暮れる時刻。

夕方の空。

聞こえてくる虫の声。

朝晩の空気。

自然は、
ある日突然、

「今日から夏をやめて、秋になります」

と切り替わるわけではありません。

夏の中に少しずつ秋が混じり、
やがて季節が移り変わっていきます。

境目は、
意外とはっきりしていないものです。

人も同じなのかもしれません。

私たちは、
自分が変わったことには
意外と気づきません。

毎日、自分自身と一緒にいるからです。

「何も成長していない」

「去年と何も変わっていない」

「結局、同じところにいる」

そんなふうに思うことがあります。

でも、本当にそうでしょうか。

一年前なら何日も悩んでいたことを、
今は少し早く手放せるようになっているかもしれません。

以前なら腹を立てていたことを、
「まあ、いいか」と思えるようになっているかもしれません。

苦手な人と、
無理に分かり合おうとしなくなったかもしれません。

できないことを、

「できません」

と言えるようになったかもしれません。

反対に、

以前なら何とも思わなかったことに、
違和感を覚えるようになったかもしれません。

それもまた、
一つの変化です。

成長という言葉を聞くと、

何かができるようになる。

知識が増える。

仕事で成果を出す。

収入が増える。

そんな「足し算」を
思い浮かべることが多いかもしれません。

でも、人の変化には
「引き算」もあります。

執着しなくなった。

無理をしなくなった。

人と比べなくなった。

嫌われることを、
以前ほど怖がらなくなった。

自分を責めすぎなくなった。

そういう変化は、
数字にはなかなか表れません。

誰かから褒められることも
少ないでしょう。

でも、

生きることが以前より少し楽になったのなら、

それは、とても大きな変化なのではないでしょうか。

自然界も、
増えることだけを繰り返しているわけではありません。

芽を出し、
葉を茂らせ、
花を咲かせる時期があります。

その一方で、

花が終わり、
葉を落とし、
静かになる時期もあります。

増えることも変化。

減っていくことも変化。

そして、

次の季節へ移るために、
手放していくものもあります。

人も同じなのかもしれません。

何かを手に入れるだけが
成幸ではありません。

もう必要なくなったものを手放し、

以前より少し自然体で
生きられるようになる。

それもまた、
成幸へ向かう変化なのだと思います。

今日の小さな一歩。

一年前の自分を、
少し思い出してみてください。

できるようになったことではなく、

「気にならなくなったこと」

「手放せるようになったこと」

「無理をしなくなったこと」

を、一つ探してみてください。

見つからなくても構いません。

季節の境目が
はっきり見えないように、

人の変化も、
その途中では分かりにくいものです。

ある日振り返った時、

「あの頃とは、少し違うな」

と気づくことがあります。

変化を急がなくてもいい。

無理に成長しようとしなくてもいい。

季節が自分の歩幅で移り変わるように、

私たちにも、
私たちなりの時があります。

無理に急がず、あなたの歩幅で進めますように。
成幸広場より

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