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羊毛フェルト工房URARAHARU
こんにちはURARAHARUです。
今日はよくいただくご質問についてお話ししていこうと思います。
それは、
「どうしてガネーシャを作ろうと思ったの?」
「きっかけは何だったの?」というご質問です。
今日は、私がガネーシャを作り始めることになったきっかけと、オーダーをお受けするようになるまでのストーリーをお話ししようと思います。
全ては、1本の名作ドラマから
きっかけは、2008年に放送された水野敬也さん原作のドラマ『夢をかなえるゾウ』(読売テレビ・日本テレビ系)でした。
不運続きの主人公の前に、突然現れる関西弁のゾウの神様“ガネーシャ”。
偉人の成功に基づいた「一見くだらない毎日の課題」をこなす中で、主人公が少しずつ変わっていく……。
笑えてホロリと泣けて、人生の教訓がぎゅっと詰まった大好きな作品です。
実はもともと読書が苦手な私なのですが、この作品にはすっかり魅了されてしまい、今でも新刊が出るたびに必ず読んでいます。
このドラマを観たことで「ガネーシャ」という存在を知り、すっかり虜になってしまいました。
ドラマをきっかけに「自分のガネーシャさんが欲しい!」と思い、いろいろと探し始めました。
けれど、どうしてもしっくりくるお顔や形、姿のガネーシャさんに出会うことができなかったんです。
「それならもういっその事自分で作ろう!」
そう思い立って手掛けたのが、今から約10年前。これが私の「初代ガネーシャさん」の誕生でした。
初代を作ってから長い月日が流れ、2代目が誕生することのないまま2026年を迎えました。
実は、制作やオーダーをお受けすることに対して、私の中にずっと大きな葛藤(ブロック)があったのです。
ガネーシャさんは、簡単に形にできるような存在ではありません。
「本場インドの方々がこの姿を見たらどう思うだろう?」
「私なんかが作ってしまって、本当に良いのだろうか……?」
そんな不安から、なかなか次の一歩を踏み出せずにいました。
そんな私の背中を優しく、そして強力に押してくれる出来事が訪れます。
あるイベントに出店していたときのこと。インド出身の方が足を止めてくださり、「素敵ですね!」と声をかけてくださったのです。
同行されていたお友達に「これは僕の国の神様なんだよ!」と誇らしげに説明してくださったり、また別の方は「あなたが作ったのですか?美しいですね!写真を撮ってもいいですか?」と心から喜んで撮影していってくださいました。
その瞬間、胸のつかえがスッと降りていくのを感じました。
「いいのかも!大丈夫なんだ!!」
この出来事が大きな自信となり、私の中にあったブロックが外れました。
その後お客様の想いや願いをしっかり受け止めて、心を込めて作っていこうと決意をしました。
そして2026年。
「ガネーシャを作ってほしいです!」と言ってくださる素敵な方との出会いがあり、10年の時を経て、新たなご縁を結ぶガネーシャさんをお届けすることができました。
この感動のご縁が大きな後押しとなり、ツクツクでのスタートを切ることもできました。
ガネーシャさんが繋いでくれるご縁のパワーには、本当に驚かされるばかりです。
私のもとから生まれるアートとしてのガネーシャさんが、手に取ってくださる方の毎日に寄り添い、たくさんの夢や願いを見守る存在になれますように。
これからも、一つひとつの想いを大切に受け止めながら、心を込めて形にしていきたいと思います。