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「なんとなく」の演奏イメージは、本番で再現できない⁈
こんにちは!
音楽家のマインドとイメトレ専門家
ダニシュ真帆です;)
あなたは練習をする時に、自分の理想の演奏の姿をイメージできていますか?
「舞台の上でうまく弾いている自分」——
そんな、ふんわりとした映像だったとしたら少しもったいないかもしれません
🎻 「イメージする」にも、2種類あると気づいた話
私は長年、本番前のイメージトレーニングを講座でお伝えしています
受講生の方には、常に「ぼんやりイメージするのではなく具体的にイメージしてください」とお伝えしてきています
「うまく弾けている自分」を思い浮かべているつもりでも
実際には輪郭のぼんやりした、まるで観客席から見ているような映像になっている方は、実はとても多いんです
これでは、本番でその通りに体は動いてくれません
イメージには
「なんとなく思い浮かべる」段階と
「体の動きとして具体的に描く」段階があります
本番で再現できるのは、後者だけなんです
✍️ 具体的にイメージするために、私がやっていること
やり方はシンプルです。ポイントは3つ
① 体の部位ごとに、動きを描く
「うまく弾いている自分」ではなく
弓を持つ右腕がどう動いているか
指板の上で左手の指がどう動いているか
体の重心がどこにあって、どちらに乗っているか。
一つひとつの部位に、意識を通していきます
② 感覚を言語化する
「腕は肩から力が抜けていて」
「重心をやや左から右へ移していく」
「柔らかさはこのくらい、右手にはこのくらいの重みをかける」
「このフレーズ、このアーティキュレーションでは、右手はこう動かして左手はこう動かす」
そんなふうに、感じたことを一つひとつ言葉にしてみます
言葉にすると、イメージがぐっと具体的になります
③ 練習の中で、イメージと動きを一致させる
イメージしたことを、実際に楽器を持って確認します
「イメージ通りに体が動いているか」を練習の中ですり合わせていく
この繰り返しが、本番での再現性をつくります
🌿 練習からイメージしておくと、本番で「同じこと」が起きる
体は、イメージしたことと実際の感覚が結びついたとき
初めて再現できるようになります
逆にいうと、練習のときにその結びつきを作っておかなければ
本番でどれだけ「うまく弾けている自分」を願っても、体はついてきてくれません
本番前の数分だけイメトレをするのではなく
練習の時から「具体的にイメージする」ことを組み込んでおく
これが、本番の再現性を上げる一番の近道だと感じています
イメージはぼんやりと見るものではなくて、体で描くものをそっと調え直すだけで練習の質も本番での安心感も変わってきます
今日の練習から体の動きまで具体的にイメージしてみてくださいね。
ダニシュ真帆