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世界が認める日本の価値、私たちが忘れてしまったもの
皆さんは、「レイキ」をご存知でしょうか?
私は波動療法士として活動する傍ら、レイキヒーラーとしても学びを続けています。
レイキとは、大正時代に日本で体系化された手当て療法です。
昔の人は、お腹が痛ければ手を当て、怪我をしたら手を当てました。「手当て」という言葉そのものが、その文化を表しています。
ところが、レイキは今、日本よりも海外で知られて
います。
海外では多くの方が学び、実践し、人によっては病院やホスピスなどでも補完的なケアとして取り入れられています。
一方で、日本では「レイキって何ですか?」と言われることも少なくありません。
日本で生まれたものなのに、日本人が知らない。
そこには哀しい歴史があるのですが。
これはレイキだけではありません。
アンホルト・イプソス国家ブランド指数という世界的な調査があるのですが、日本が世界で最も高く評価される国になっているのをご存知でしょうか。
海外の人たちは、日本の文化、礼儀正しさ、安全性、技術力、そして人を思いやる心を高く評価しています。
では、なぜ私たち日本人は、自分たちの国の良さをあまり知らないのでしょうか。
私はその理由の一つに、「戦後、ないものに目を向ける教育や社会の風潮」があるのではないかと感じています。
もっと成長しなさい。
もっと頑張りなさい。
もっと便利にしなさい。
私たちは常に改善を求められてきました。
それ自体は素晴らしいことです。
日本の技術力や品質の高さも、その積み重ねによって生まれたものです。
しかし、その一方で、今あるものの価値を見つめること、自分たちの良さを認めること、先人たちが残してくれた知恵に感謝することが少なくなってしまったようにも感じます。
例えば、お米。
ただの主食ではありません。
自然と共に生き、四季を感じながら暮らしてきた日本人の歴史そのものです。
味噌や醤油、麹などの発酵文化もそうです。
今では海外から注目されていますが、私たちにとっては当たり前すぎて、その価値を忘れてしまっているのかもしれません。
また、日本には「和をもって貴しとなす」という考え方があります。
競争より調和。
支配より共存。
自分だけではなく、周りの人も大切にする。
私はこの価値観こそ、日本人が世界から評価されている大きな理由の一つだと思っています。
もちろん、昔の日本がすべて正しかったとは思いません。
新しい技術や考え方によって便利になったこともたくさんあります。
けれど、便利さを手に入れる代わりに、失ってしまったものもあるのではないでしょうか。
自然への感謝。
食への感謝。
目に見えないものを敬う心。
相手を思いやる心。
そして、自分も自然の一部であるという感覚。
私は健康について学ぶ中で、本当の健康とは単に病気がないことではなく、身体と心、暮らし方、生き方が調和していることだと感じるようになりました。
だからこそ、先人たちが大切にしてきた知恵に改めて価値を感じています。
レイキも、発酵も、お米も、自然と共に生きる知恵も、すべて根っこは同じなのかもしれません。
それは、「人も自然の一部である」という考え方です。
世界が日本を評価してくれている今だからこそ、私たち自身が日本の良さを思い出す時期に来ているのではないでしょうか。
誰かと比べる必要はありません。
日本が一番だと言いたいわけでもありません。
ただ、日本には長い歴史の中で育まれてきた素晴らしい知恵や文化があることを、もう一度見つめ直してみたいのです。
自然との共存。
思いやりの心。
調和を大切にする生き方。
そんな日本人らしい価値観を、次の世代へと繋いでいきたい。
私はそう願っています。
皆さんは、日本のどんなところを誇りに思いますか?
ぜひ考えてみてくださいね。
今日は田んぼの除草に行こうと思っています。
渡邉裕佳子