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キッチンエナジー通信 第11話
廃食用油の回収を始めてから、気がつけば十数年が経ちました。
長くこの仕事を続けていると、さまざまな変化を感じます。
その中でも大きく変わったのは、皆さまの環境に対する意識です。
私が回収を始めた頃は、「油は捨てるもの」という考え方が一般的でした。
飲食店様へお伺いしても、「そんなことに使えるのですか?」と驚かれることも少なくありませんでした。
ところが最近では、「環境のために協力したい」「子どもたちの未来のためになるなら」「捨てるより役立てたい」
そんな言葉をいただく機会が増えてきました。
特に若い世代の方々は、
環境問題や資源循環について自然に考えている方が多く、私自身も学ばせていただくことがあります。
また、飲食店様の中でも、「お客様に環境への取り組みを伝えたい」という考えを持つ方が増えてきました。
昔は価格だけが重視されることも多かったのですが、今では、「誰が回収するのか」「どのように再利用されるのか」を気にされる方も増えています。
私はこの変化をとても嬉しく感じています。
廃食用油は決して特別なものではありません。皆さまの日常の中から生まれる身近な資源です。
その小さな資源を、地域の皆さまと一緒に循環させていく。
それが私たちの仕事です。
十数年前には想像できなかったような変化を感じながら、これからも地域の皆さまと共に、未来につながる活動を続けていきたいと思います。
次回は、長年ご協力いただいている飲食店様とのお話をご紹介したいと思います。
実際に協力店様はどのような思いで廃食用油の回収に参加しているのか。現場の生の声をお届けいたします。
次回へ続く、、、