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キッチンエナジー通信 第10話
「少ししかないんですけど、回収できますか?」
これは、今まで本当にたくさんいただいてきたご相談です。
正直に言えば、効率だけを考えるなら、
大量に出る場所だけを回った方が良いのかもしれません。
ですが私は、できる限り、小さな回収も大切にしたいと思っています。
なぜなら、その油の量よりも、
「捨てずに活かしたい」という気持ちの方が、私は大切だと思っているからです。
例えば、ご家庭で少しずつ貯めてくださる方。
小さなお店でも、きちんと分けて保管してくださる方。
「環境のために協力したい」
そう言ってくださる方々に、私は何度も支えられてきました。
廃食用油の回収というと、大きな会社だけの取り組みに思われることもあります。
ですが実際は、地域の一人ひとりの行動が、この循環を支えています。
私は、この活動は、「地域みんなで作るエネルギー」だと思っています。
だからこそ、小さな回収にも意味があります。
もちろん、効率やコストなど、現実的な課題はたくさんあります。
それでも、目先の数字だけではなく、「続けること」「つながること」を大切にしていきたいと思っています。
最近では、「うちも協力したい」「子どもに教えたい」
そんな声をいただくことも増えてきました。
小さな取り組みかもしれません。
ですが、その積み重ねが、未来の地域環境やエネルギーにつながっていく。
私はそう信じています。
次回へ続く、、、