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春分コラム「手放す春、もう十分味わった」
── 2026年春分 あなたへ ──
今年は3月20日午後23時46分に春分を迎えます。
昼と夜の長さが等しくなる、この一年でもっとも「境目」を感じさせる日。
光と影が同じ重さで並ぶこの瞬間は、いわば地球のゼロ地点。
自然界が完全にフラットになるこの日は、私たちの内側もまた、良い・悪いのジャッジを手放し、
ニュートラルな自分へと還っていく絶好の機会です。
そして、ゼロに還るからこそ、直感が最も鋭くなる。
余分なノイズが消えた静けさの中で、魂の声がはっきりと聞こえてくる日でもあります。
「あなたは今、何を手放す準備ができていますか?」
# 2026年、最初の試練について
年明けから、多くの方が感じていたのではないでしょうか?
あの軽さ。あの予感。「今年こそ変われる」という、確かな手応え。
長年向き合ってきた問題が、ふと楽になった。
もう前ほど気にならなくなってきた。
あのしんどかった自分から、少し自由になれた気がした。
ところが2月の終わりあたりから、また顔を出してきた人も多いと思います。
乗り越えたはずの思考の癖。やめたはずの習慣。逃げ込んでいたはずの依存。
「やっぱり変われないのか…」
そう落胆したとしたら、どうかその自分を責めないでください。
これは後退ではありません。むしろ、あなたの準備が整ってきた証拠です。
# 膿出しは、完了のサインです
調子が良いままでは、人はなかなか「嫌だ」という本音に気づけません。
「まぁ、いいか」で流せてしまうから。
でも今この時期、宇宙はわざと揺さぶりをかけています。
過去と未来の間を行き来しながら、元気な自分とそうでない自分が混ざり合い、
「これを未来へ持っていくのか、それとも今ここで終わらせるのか」
を、自分自身の意思で選ばせようとしているのです。
だから、絶望することさえも、今は大切な役割を持っています。
「もういい加減、この自分とはおさらばしたい」
「新しい自分で、もっと軽やかに生きたい」
この切実な本音が心の底から湧き上がってきたなら、
自分に「おめでとう」と言ってあげてください。
その叫びは、宇宙にしっかりと届いています。
「今までよく頑張った。もう終わらせていいよ」と。
# 春分の日に、やってみてほしいこと
✦ 食をシンプルにする
この日の前後は、旬のものを少しだけいただく。
あるいは、思い切ってファスティングをしてみる。
食を軽くすることは、感覚を研ぎ澄ますことです。
体をゼロに近づけると、直感はさらに鋭くなります。
✦ 書き出す
未来へ持ち越したくないもの
──思考の癖、不安の種、惰性で続けている習慣、ずっと握りしめて手放せずにいる執着──
を紙に書き出してみてください。
書くことは、「見る」ことです。目を背けない。ただ、見る。
✦ 完了を宣言する
書き出したものを眺めながら、こう言葉にしてみてください。
「もう十分、味わった。ありがとう。これで完了。」
裁かない。ただ、完了させる。
✦ 東の空を見て、軸を整える
春分の朝、太陽は真東から昇ります。
その優しい朝日の光を正面に受けたまま、体を90度左に振ってみてください。
そこに真北があります。地球の軸の方向です。
地球がいまどこに立っているかを体で感じながら、自分自身の軸もそっと整える。
大げさな儀式じゃなくていい。ただ、空を見て、北を確かめて、深呼吸して、決める。
「今日から、新しいフェーズに入る」 と。
# これからの季節へ
3月で過去とおさらばし、春分から夏至にかけての約3ヶ月は、
「自分の世界を生きる」ための最終準備が一気に加速する時期です。
ゼロ地点に立ったあなたには、もう迷う必要がありません。
直感を信じて、新しい夢を抱いて、そのまま前へ踏み出す。
春分は、そのためのスタート地点です。
もう他人の物差しで測らなくていい。
もう証明しなくていい。
もう我慢することに美徳を感じなくていい。
華やかで、軽やかで、歌うように自由に生きる。
そんな夢で描いていた時代が、今、静かに幕を開けようとしています。
あなたが今感じているすべての苦しさは、春のための、最後の大掃除です。
どうか、今の自分を見捨てないで。
そして、もう十分頑張ってきた自分を、優しく抱きしめてあげてください。
春分、おめでとうございます。
アルベリア・シルカ代表 / Hiroki