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【今月の法話】「少しずつ」(2026年1月)(#43)

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宮島にある寺院で最も歴史が深い、
真言宗御室派(総本山仁和寺)の
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本日は「2月の法話」をお届けします。
~~~~~~~~~~~~~
【少しずつ】
 (2026年2月の法話)
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👇👇
「少しずつ」



二月になりました。
冬の寒さはまだ厳しく、
朝の空気もひんやりしています。



新年が明けて一月が過ぎ、
早くも節分の季節を迎えます。
春を待つこの時期は、
どこか気持ちが停滞し、
「今年こそ」と思った抱負も
少し色あせてくる頃かもしれません。



張り切るほどでもなく、
かといってやめるわけでもない
そんな二月らしい心持ちを、
多くの方が感じておられることでしょう。



迷いの心や煩悩は、
そう簡単に断ち切れるものではありません。
「また同じことを繰り返してしまった」
「結局変われないな」
と思うこともあります。



仏教では、
私たちの心は一瞬一瞬、
生まれては消えている
と説かれます。



これを刹那滅といいます。
変われない自分が続いているように見えても、
実はそのたびごとに
新しい心が生まれています。



だからこそ、
今日ほんの少しでも
善い方角へ向きなおす心が、
長い修行の道、
そして仏の道につながっていくのです。



早朝の境内は、
まだ寒空の下にありますが、
枝の先には小さな芽が見えます。
誰に見せるでもなく、
人知れず少しずつ育っています。



蕾には、無理をせず、
ただ自分の時を生きる
素直さがあります。



私たちの心も、
あの芽と同じように、
すぐには変わらなくても、
確かに育っているのです。



二月の朝、少し立ち止まり、
深呼吸をして自分の心を
見つめてみましょう。
「まだまだ変われないな」
と思う気持ちも、
そのまま認めてよいのです。



その上で、
今日できる小さな一歩を踏み出す。
それだけで十分です。
小さな一歩が、
また次の一歩を呼び、
心を少しずつ、
しかし確実に育ててくれます。



当山の木々も、
冬の寒さに耐えながら
春を待っています。
寒さの中で芽を伸ばす木々のように、
私たちの心も少しずつ育っていきます。



二月の良き日々を、
自分の心で観じながら、
善い心をもって「少しずつ」
前に進んでまいりましょう。



合掌

(中本 晴拜)




本日のまとめ
👇👇
2026年2月の法話
【少しずつ】



についてお伝えしました。



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最後までお読みいただき
ありがとうございます。


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