かむ達の雫

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脳を直接コントロールする見えない魔術師

私が取り扱っている波動機の勉強会に行ってきました。

最近よく耳にする『波動』や『周波数』という言葉。
スピリチュアルなイメージが強いかもしれませんが、実は量子力学や物理学の視点から見ると、非常に論理的な世界なんです。
まさに『目に見えない現象の科学』ですね。
これからどんどん必要になっていくと再確認しました。

では本題。
お菓子作りにおいて、香料は味の決め手となる非常に重要な役割を持っていますが、その正体はかなり「ブラックボックス」です。

1. 「一括表示」という名の秘密のベール
香料の最も大きな特徴は、「何が入っているか全くわからない」ことです。

実は、食品に使われる香料の化合物は数百種類もあります。
それらを数十種類ブレンドして「ミルクの香り」や「バニラの香り」を作りますが、ラベルには一言「香料」と書くだけで良いというルールがあります。

私たちは、自分が一体何を嗅いで(食べて)いるのか、その詳細を知る術がないのです。

2. 「味」ではなく「脳」を騙している
人間が「美味しい」と感じる要素のうち、実は8割〜9割は「嗅覚(匂い)」だと言われています。

本物: 牛乳やバターをたっぷり使って、自然な香りを出す(コストが高い)。

香料: 安い植物油脂や砂糖の塊に、数滴の「ミルク風香料」を垂らす。

これだけで、脳は「わあ、濃厚なミルク味だ!」とコロッと騙されてしまいます。
今回の「粉雪ホワイト」も、香料の力で「雪のようなクリーミーさ」を脳に錯覚させている部分が大きいと言えます。

3. 「食欲のブレーキ」を壊す力
香料は、舌で味わう前に「鼻」から脳の情動(好き嫌いや快感)を司る部分にダイレクトに届きます。

お菓子の袋を開けた瞬間に広がるあの独特な香りは、理性が「もうやめとこう」と判断する前に、本能に「もっと食べたい!」というスイッチを入れてしまいます。
「お腹は空いていないのに、匂いを嗅いだら食べたくなった」という経験、ありませんか?
それはまさに香料による脳へのハッキングなのです。

香料を知ることは、自分の「本当の感覚」を取り戻すチャンスです。

鼻が覚えている『嘘の美味しさ』をリセットしませんか?

強い香料に慣れてしまうと、炊き立てのご飯の匂いや、お味噌汁の湯気の香りといった「日常の幸せな香り」が薄く感じられるようになってしまいます。

そんな時は、一度立ち止まって、マザーソルトだけで握ったおむすびを食べてみてください。
鼻を突く強烈な香りはありませんが、噛み締めるほどに広がるお米の甘みと、塩が引き出す「本物の味」があります。

脳を刺激するだけの「香り」を卒業して、体が細胞から喜ぶ「本当の風味」を一緒に楽しんでいきましょう。

渡邉裕佳子

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