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弱さを前提にまちを支える
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防災とコミュニティーレジリエンスについて
第4回は「弱さを前提にまちを支える」―子ども・高齢者・そして若者の役割
これまで、防災やレジリエンスについて「家庭」「地域」という視点でお話ししてきました。今回はさらに視野を広げ、まち全体で弱さをどう支えるかをテーマに考えてみたいと思います。
災害時に弱い立場に置かれやすいのは、高齢者だけではありません。
子どももまた、大人の助けなしでは身を守れない存在です。判断力が未熟で、危険を正しく理解できず、寒さや不安への耐性も高くありません。特に雪が降る寒冷地では、移動の危険や低体温のリスクが高まり、日々過酷な状況になっていきます。
そう考えるとまちの防災は「自立した大人」が基準ではなく、自力で動けない人、判断を委ねるしかない人が一定数いることを前提に、仕組みを整える必要があります。
ここで重要になるのが、若者の存在ではないかと思います。
若者は、体力があり、情報収集やデジタル機器の扱いにも慣れています。一方で、「防災は自分には関係ない」「助ける側になる実感がない」と感じている人も少なくありません。しかし、まち全体で見たとき、若者は“支える側”として非常に大きな可能性を持っています。
例えば、災害時の情報の橋渡し。
行政から発信される情報は、必ずしも全ての人に届くとは限りません。スマートフォンを使えない高齢者、状況を理解しきれない子どもたちに向けて、若者がその情報と人を繫げる橋渡し役をしてくれるだけでも、まちの安全性は大きく変わります。
また、雪かきや物資の運搬、簡単な安否確認など、短時間・単発でもできる行動は多くあります。
若者に「長期間支える」ことを押し付けようと言うことではありません。
「動けるときに、動ける範囲で関わる」
その積み重ねが、弱い立場の人にとっては大きな支えになります。
子どもにとっても、若者の存在は安心材料です。
親以外の大人、少し年上のお兄さん・お姉さんがいるだけで、緊張や不安は和らぎます。避難所や在宅避難の場で、子どもと目線を合わせ、声をかける役割は、実はとても重要です。
一方で、若者自身も「いつかは支えられる側」になります。
けがや病気、育児、介護——人生のどこかで、誰もが弱さを抱えます。だからこそ、若いうちから「支える経験」をしておくことは、将来の自分を守ることにもつながります。
住まいの面でも、弱さを前提にした考え方は欠かせません。
段差の少ない設計、滑りにくい床、十分な断熱性能。これらは高齢者向けの設備と思われがちですが、子どもや若者にとっても安全で快適な環境をつくります。寒冷地では特に、暖かさを保てる住まいが、災害時の命綱になります。
建設業の立場から感じるのは、一軒一軒の住まいの安全性が、そのまままち全体のレジリエンスになるということです。
強い人だけが耐えられるまちではなく、弱さを含めて守れるまち。それが、これからの時代に求められる姿だと思います。
防災とは、特別な訓練や大きな組織だけで成り立つものではありません。
子どもを守る視点、高齢者を気にかける視点、そして若者が自然に関われる役割。
それらが重なり合ったとき、まちは確実にしなやかになります。
次回はいよいよ最終回です。
これまでの内容を整理しながら、「今日から家庭で、まちでできること」を具体的にまとめていければと思いますので、ぜひお読みくださいね!
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人生寄り添い人 大友 緑
国家資格キャリアコンサルタント・JREA認定レジリエンストレーナー・介護福祉士・住まいの相談員
ありのままのあなたで生きるの応援隊として
個別相談や、セミナー、お話し会などを開催
その他、子供たちが自分で考えて選んで決めて行動することで、レジリエンスを育てていく場の提供や
釧路の桜を後世に残していくためのボランティア活動など
キャリアコンサルタントやレジリエンストレーナー、住まいの相談員として
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大友 緑