かむ達の雫

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でん粉の話

今日はでん粉についてのお話です。

お米(うるち米)も炭水化物なのに、なぜわざわざ別に「でん粉」を足すのか?
そこには、メーカーが**「安さと食感」を両立させるための高度な計算**があります。

・ なぜ「お米」があるのに「でん粉」を足すのか?
理由は主に2つ、**「コスト」と「ソフトな食感」**です。

カサ増しとコストダウン: お米(米粉)よりも、タピオカやトウモロコシから作られる「でん粉」の方が安価です。
これらを混ぜることで、製品の価格を抑えることができます。

「ハッピーターンらしさ」の演出: お米100%だと、しっかり噛みごたえのある「堅焼き」になりがちです。
でん粉を混ぜることで、生地がより膨らみやすくなり、**口の中でスッと溶けるような「ソフトな食感」**を作り出しています。

・一般的にあまり知られていない「血糖値への影響」
ここが健康面で一番伝えたいポイントです。

「超」高GI食品である: お米よりもさらに精製され、純粋な炭水化物の塊である「でん粉」は、体内に入るとあっという間にブドウ糖に分解されます。

「糖質の塊」のダブルパンチ: 米粉も血糖値を上げやすいですが、でん粉が加わることで、「お米を食べている」という意識以上に、血液中の血糖値が爆発的に上がりやすくなります。
これは、膵臓に大きな負担をかけ、血管にダメージを与える原因になります。

・「でん粉」と「加工でん粉」の違いに注目!
原材料ラベルを見ると、最初の方に**「でん粉」、後半に「加工でん粉」**と2種類書かれています。

でん粉(食品): ジャガイモやタピオカなどから抽出された天然の澱粉。

加工でん粉(添加物): 天然のでん粉に**「化学薬品」**を反応させて、性質を無理やり変えたものです。

同じ「でん粉」という名前ですが、後半に書かれている「加工でん粉」は、冷めても固くならないようにしたり、パウダーをくっつけやすくしたりするための**「化学物質」**に近い存在です。

・スラッシュ(/)の後に表示されるものは何?
日本の食品表示法では、スラッシュ(/)の前後で「食品」か「添加物」かを分けるというルールがあります。

スラッシュの前にある「でん粉」: 天然のジャガイモやタピオカ、トウモロコシから取った「食品」

スラッシュの後にある「加工でん粉」: 化学処理を施された「食品添加物」

画像のラベルでも、しっかりスラッシュの後に書かれていますね。
つまり、これは**「化学物質としての性質を持っている」**ということです。

・「加工でん粉」の正体は?
天然のでん粉に12種類の化学薬品のいずれかを反応させて、性質を改造したものです。
なぜそんなことをするのかというと、天然のでん粉にはない「超便利な機能」を持たせるためです。

ベタつき防止: 製造ラインの機械にくっつかないようにする。

とろみ・粘りの維持: 時間が経っても食感が変わらず、パウダーをしっかり保持する。

保存性の向上: 冷蔵や乾燥に強く、賞味期限を長くする。

・一般的に知られていない「健康面」のリスク
ここがブログで一番伝えたい、そして少し怖いポイントです。

「12種類」の何が使われているか不明: 実は「加工でん粉」という名前は、12種類の異なる化学修飾でん粉の総称です。
中には、欧州(EU)では幼児向け食品への使用が制限されているものも含まれていますが、日本の表示ルールでは、どれを使っても「加工でん粉」とひとまとめに書いて良いことになっています。

不純物の懸念: 化学反応させる際に使われる薬品(試薬)が、ごくわずかに残留している可能性を指摘する専門家もいます。

・「腸内環境」への影響
加工でん粉は、天然のでん粉に比べて消化されにくい構造になっている場合があります。
これが未消化のまま大腸に届くと、人によってはお腹が張ったり、便通のリズムが崩れたりする原因になることがあります。

これでは腸内細菌達も困ってしまいますね。
私たちの身体は菌との共存です。

菌ちゃんの喜ぶものを選んで食べたいですね❣️

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