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積立保険は本当に「お得」? ― “安心”の正体を、冷静に見てみましょう ―
こんにちは。
LIFE DESIGN BASEの村上です。
「掛け捨てはもったいないから、積立保険がいい」
「老後のためには、保険でコツコツ貯めるのが安心」
こうした言葉を、これまでに何度も目にしてきたのではないでしょうか。
実際、最近は
・積立保険
・老後資金向けの保険
・年金保険
といった商品が、
「貯まる」「安心」「将来に備える」
という言葉とセットで紹介されています。
将来が見えにくい今の時代、
何か行動しておきたいと感じるのは、とても自然なことです。
ただ今日は、
「良い・悪い」で判断するのではなく、
一度だけ“仕組み”を冷静に見てみる
そんな時間にしていただければと思います。
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保険会社の仕組みを整理してみる
まず前提として、保険会社は企業です。
企業である以上、事業を続けるためのコストがかかります。
・営業や販売にかかる人件費
・広告宣伝費
・管理・システムコスト
・各種手数料
そして、もちろん利益も必要です。
これは決して悪いことではありません。
どの業界でも当たり前のことです。
その上で、保険会社は
「保障を提供しながら、集まったお金を運用する」
という仕組みを持っています。
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実は差が出にくい「保障」と「運用」
ここで、あまり知られていない事実があります。
保険金の原価は、統計データによって決められている
という点です。
死亡率や発生確率といったデータは、
どの保険会社もほぼ同じ統計を使っています。
そのため、保障そのものに大きな差は生まれにくい構造です。
また、運用についても同様です。
「プロが運用してくれるから安心」
そう感じる方も多いですが、
長期・安定運用で期待できる利回りは
平均すると年5%前後が現実的なラインです。
これは良くも悪くも、
“特別に増える仕組み”ではない
ということを意味します。
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すべてを一つにまとめた「積立保険」
積立保険は、
・保障
・運用
・経費
・企業利益
これらすべてを一つの商品にまとめた仕組みです。
この構造を、
「資産形成」という視点で見たとき、
必ずしも効率が良いとは言えないケースがある、
ということが見えてきます。
ここで誤解してほしくないのは、
「だから積立保険はダメ」
という話ではありません。
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大切なのは「役割を分けて考える」こと
保険には、保険の役割があります。
それは
万が一のリスクに備えること。
一方で、運用には運用の役割があります。
それは
お金を時間をかけて育てること。
この二つは、
必ずしも一緒にしなければならないものではありません。
・保障は、必要な分だけシンプルに(例:掛け捨て保険や共済など)
・運用は、目的と期間に合った方法で(例:株式、投資信託などで運用)
役割を分けて考えることで、
お金の流れは驚くほどシンプルになります。
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「安心そう」で選ばないために
お金の選択で、いちばん避けたいのは
・なんとなく安心そうだから
・周りがやっているから
という理由だけで決めてしまうことです。
本当の安心は、
仕組みを理解し、自分で納得して選ぶことから生まれます。
知識は、
あなたのお金を守る
いちばん確かな味方です。
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正解は一つではありません。
でも、知らないまま選び続けるのはリスクです。
納得できる判断ができるよう、
一緒に整理していきましょう!