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メールマガジン バックナンバー
明るさと慎み、機敏さと落ち着き
今朝、ふとしたことで、少し笑ってしまう瞬間がありました。
それだけで、心がやわらぐ朝でした。
その流れで、
ずっと奥にしまっていた記憶が
ふっとよみがえってきました。
看護の現場で、毎朝唱えていたナイチンゲール誓詞の1文です。
「明るさと慎み、
機敏さと落ち着きをもって
病める人々を看護し」
今となっては全文はおぼろげですが、
この一節だけは、なぜか今も
わたしの中に静かに残っています。
思えばこの言葉は、
看護師である・ないに関わらず、
いのちと向き合うときの姿勢そのものなのかもしれません。
人と話すとき。
誰かの相談を受けるとき。
言葉を持たないペットや動物と向き合うとき。
明るく、でも出しゃばらず。
気づいたらすぐ動ける機敏さと、
相手の不安を包む落ち着き。
それは、
人にも、ペットにも、
強い存在にも、弱い存在にも、
同じように必要なものだと感じています。
いのちは皆、
守られることで、安心して息ができる。
だからこそ、
「何か特別なこと」をしなくても、
まずは自分の在り方を整えること。
今日出会う人の中に。
今日すれ違う動物の中に。
今日そばにいる、かけがえのない存在の中に。
ほんの一瞬でも、
やさしさと敬意を向けられたなら。
それだけで、
この世界は少し、やわらかくなる。
そんなことを思い出した朝でした🍀
今日も素敵な一日を✨