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【第7回】 件名:合格しても消えない不安。「私なんて」という心の声
【全11回連載ストーリー:第7話】
こんにちは、菊地です。
2日間の番外編コラム、 お付き合いいただき
ありがとうございました。
今日からまた、私の「原点」のストーリーに戻ります。
泣きながら、もがきながら続けた勉強。
その先で、私はようやく社労士試験に合格します。
でも、合格証書を手にした私を待っていたのは、
予想外の感情でした。
<肩書きがあっても、私は変わっていなかった>
泣きながら、勉強を続け、迎えた8月末の日曜日。
試験終了後も全く手ごたえがなく、
「今回もダメだった…」と落ち込む日々が続いていました。
そんな中、地元の商工会議所で
「創業塾」受講生募集のチラシを見つけたのです。
正直、自分でもなぜ申し込んだのか、
今でもよく分かりません。
何が私を突き動かしたのか。
ただ、何か動いていないと、
心が崩れてしまいそうだったのかもしれません。
創業塾は、すでに開業している人や
副業で実績のある人も多く、
またしても「何も知らない、何もできない私」と
向き合う日々が始まりました。
資格を取ったからといって、自信が持てるわけではない。
「肩書き」を得ても、「私は社労士です」と
自信を持って名乗れない——。
そんな自分が、恥ずかしくて、情けなくて。
創業塾での自己紹介では、結局、
曖昧な言葉で自分を語ってしまいました。
自分の言葉に説得力を持たせられない——
それは知識や経験の不足だけでなく、
「自分には価値がない」という思い込みが
根底にあったのだと、あとになって気づきました。
知識があっても、行動がともなわない。
「どうせ私なんて」という心の声が、
毎日のように頭の中を駆け巡る。
失敗することが怖くて、自分から動けない。
母を看取り、資格を取り、前に進んだはずなのに、
心は足踏みを続けていました。
(続く)