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🍃自然療法ラボのメルマガ第189号「ケルトの≪冬の薬箱≫— 陰のエルダー∞ 陽のネトル—」🍃
こんにちは、自然療法ラボの中村裕恵です
先週はPHIブランド創設者のアンドレアス・コルテさんが来日、２つのワークショップを受けました✨
相変わらずのダイナミックなコルテ・ワールドでした。特に「プラネットエッセンス」というワークショップは圧巻で、皆様に、どのようにご紹介していこうか、昨日から考案しています。楽しみにしていてください😊
●≪NEW≫賞味期限今年中の為、25％オフに割引❣人気の「はちみつのど飴」
既にインフルエンザが流行ってきていますが、喉を守る季節になってきました。今年いっぱいが賞味期限の「のど飴」を25％オフでご提供させていただきたいと思います。ぜひ、これからの季節、大活躍です。
●≪11月のキャンペーン≫ハンドクリーム・スペシャルセット
乾燥する季節も到来です。11月はオーストラリアン・ブッシュ・フラワーエッセンスのスキンケアシリーズからハンドクリームとローズミスト/ハニーマートルミスト/アイセラムのいずれかをお届けできるセットを作りました。超お得セットです😊
●≪NEW≫書籍 「‘中華可菜飯店’の蒸し料理」
蒸籠を持っているかたは必須の書ですが、とにかくバリエーションが広がります。ウチは蒸籠ないですが、蒸し器でよく「野菜の重ね蒸し」をします。最初に紹介されているのが「季節の野菜蒸し＆野菜を美味しくするソース６種」、これだけでもバリエーションが広がりました。蒸し餃子のバリエーションも広がる便利な１冊😊
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「ケルトの≪冬の薬箱≫— 陰のエルダー∞ 陽のネトル—」
先日、「花の錬金術セミナー第11回」を終えました。先日のセミナーでは、ケルト文化の考える「陰のホリー∞陽のオーク 循環する森の世界」を紹介しました。ケルトには実に多くの陰陽バランスがあります。今回は「陰のエルダー∞陽のネトル」で春に向かうケアの紹介です。
≪はじめに：ケルトの智恵で春に備える≫
ケルトの植物療法では、季節の移り変わりによる体・心・魂のホリスティックなバランスを整えるため、特定のハーブが“陰陽”の役割を果たしています。春の花粉症は、冬から春へのエネルギー変化に身体が追いつけないときに現れる“春の浄化反応”も花粉以外に加わっている場合が多いです。そのケアに最適なのが、エルダーとネトルの陰陽ペアです。
エルダー（Elder／ニワトコ）：月のハーブ（陰）
ケルト文化で“境界を癒す植物”と呼ばれ、女性性・月・再生を象徴します。白い花（エルダーフラワー）は粘膜の炎症を鎮め、呼吸を楽にする働きがあり、古くから風邪・アレルギー・湿気の停滞を整える万能薬として活用されてきました。
● 作用：抗炎症、抗アレルギー、呼吸器サポート、粘膜保護
● 使うベストタイミング：夜（リラックスと浄化を促す）
ネトル（Nettle／イラクサ）：火のハーブ（陽）
“生命力の草”としてケルト戦士にも愛用されたハーブで、男性性・火・血の浄化を象徴します。ヒスタミン反応を抑える現代的なエビデンスも豊富で、花粉症シーズンの体質調整に最適です。
● 作用：抗ヒスタミン、抗炎症、血液浄化、免疫調整、体質改善
● 使うベストタイミング：朝（活力と炎症ケアをサポート）
陰陽統合：月（エルダー）∞火（ネトル）
エルダーは“粘膜を保護する陰の癒し”、ネトルは“体質を根本から整える陽の力”。そのため、二つを組み合わせると春に向かう対策になります。
夜はエルダーでリラックス。朝はネトルで元気と炎症ケア。「3週間使って1週間休む＝１クール」として、12月～２月に2-3クール使うと「春のアレルギー対策」にもなります。
♦エルダー（セイヨウニワトコ 西洋接骨木） スイカズラ科 使用部分：花、果実
長い歴史をもち、民間療法では緩下剤や利尿剤として活用されてきました。19世紀には発汗作用が発見され、インフルエンザや悪寒の治療に用いられます。白い花は香りが非常に強くドーム状につきます。果実は成熟すると黒くなる球形の漿果です。花は発汗・利尿作用があり、発熱の時にも有用です。果実はインフルエンザに対し、抗炎症、抗酸化、抗ウイルス作用があります。鼻炎、副鼻腔炎、咽頭炎にも効果があります。
♦ネトル（イラクサ、刺草）、イラクサ科 使用部分：葉、根、開花時の全草
太古から野菜として消費されていたほど、動物の良き仲間で、地球と共にありました。いつの時代でも評判が良く、古代ローマでは貧血や無月経に薬として使われ、様々な特性を備えた万能薬でした。人間も含む動物の癒し以外に、工芸品（衣服・紙の材料）としても重宝されました。現代、ネトルは腎結石に対する治癒効果と予防効果が、WHOが認められた研究で示されています。尿路の炎症を抑え、リウマチの影響を受けた部位のドレナージュに使われます。血中の尿酸が過剰になるのを防ぎ、痛風を予防します。再石灰化作用により骨粗軽症にも有用です。貧血や肉体的な疲労にも有用です。根には必尿器系への作用があり、前立腺肥大にも有効です。肝臓の保護作用と抗酸化作用、血糖降下作用、心血管を保護する役割も果たす、「現代人への万能薬」とも言えます。
📚≪NEW≫おすすめの一冊 『ドルイドのハーブ事典』（ひみつの本棚シリーズ）
ケルトの自然観と植物のスピリットが、丁寧に紐解かれている一冊。古代ドルイドが大切にした “森の知恵” は、現代の私たちの心と身体を整えるホリスティックな視点と深く共鳴します。本書では、エルダー、ネトル、オーク、ヤドリギなどの聖なる植物たちが、象徴・魔術・薬効の三方向から美しく整理され、植物の世界に宿る「目に見えない層」までも豊かに描き出されています。ページを開くたび、まるで古代ケルトの森を歩いているような、不思議な感覚に導かれます😊
書籍冒頭に「ケルトの世界」がとてもよく解説されています。ケルトの世界は、森、風、石、そして太陽と月のリズムの中に“霊的な知恵”が息づいています。その中心にあるのが、三つの知識階級──バード（Bard）、ウァテス（Vates）、ドルイド（Druid）。
【Bard（バード）──声の魔法、物語の力】
バードは「言葉・歌・詩」を通じて民族の記憶を守ってきた存在。青は声・波動・物語を象徴。
【Vates（ウァテス）──兆しを読む者、霊的な予言者】
占星術や自然の兆候を読み取り、未来を見つめる役割。紫は直感・霊性・儀式の象徴。
【Druid（ドルイド）──森の哲学者、叡智の中心】
「医師」「哲学者」「裁定者」「植物の専門家」など、多層的役割を持つ最高位賢者。深緑と黄は“森の叡智 × 太陽の光”の象徴。
【円形（マンダラ）が表すもの──“ケルト宇宙そのもの”】
円は陰と陽、季節、太陽と月、生と死の象徴。外側のケルトノットは“始まりも終わりもない生命の連なり”の象徴。
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☀️今後のセミナーのご案内です☀️
■癒しフェア（11月29＆30日）「小間番号S-14 」のサポートで29日午後３時以降＆30日に入ります。癒しフェアに続いて12月に２つのオンラインセミナーを行います。皆様に役に立つ「ワンコインセミナー」です。アーカイブ参加、どちらも可能ですし、ティッシュソルトセミナーのほうは、当日までのご参加がワンコインで、その後、値上がりますので、今のうちにお申込みください。
♦≪NEW≫「タイムウェーバー×ホリスティック オンラインセミナー」12月13日開催
ご参加者全員へ、「2026年を気持ちよく迎える波動調整」も行います✨
♦≪NEW≫「Zodiacとティッシュソルト」オンラインセミナー12月14日開催
ケアリー博士の書籍の解読も加えたアップデートセミナーです。使い方のコツもクロストークでお伝えする、セルフケア実践セミナーです✨
■≪高橋未央先生のイタリアの植物療法≫「パラケルススの植物療法 全３回」 2025年12月21日＆2026年２月１日＆３月８日
現在、イタリアの大学で博士論文としてまとめておられる高橋未央さんに、現地イタリアからオンラインでレクチャーいただく植物療法全３回講座を企画しました。「自然療法ラボの自然派コスメ★ソルーナ＆ライフレゾナンスはスパジリック製法」でできていますが、このスパジリックがイタリアでどのように現代に息づいているのかをリサーチしてまとめておられるのが未央さんです。16世紀の錬金術から現代に息づく「パラケルススの植物療法」を2025年度の終わりに皆様と一緒に勉強したいと念願しての企画です。
■NEW≪登石麻恭子先生のホリスティック占星術≫「2026年の運気を上げる❣ホリスティック占星術講座」2026年1月18日開催
「ホリスティック占星術」ファンの皆様、お待たせしました！恒例のセミナーです。西洋占星術で「激動の年」と言われた今年ですが、来年も変化がさらに加速する年になります。前半はその準備としてやり残しや足りないところを修正・調整しつつ、後半に入ってから一気にスピード感が上がる様相になる筈、と登石先生。2026年、心構えが大切な年なので、実際の準備などについて、登石先生から細やかなレクチャーが展開されます。
次号も、よろしくお願いいたします🐬✨