皆さん、いかがお過ごしですか☺️？
今日は、ゲンノショウコについてお伝えしたいと思います🌿
ゲンノショウコは、センブリ、ドクダミと並ぶ日本三大薬草として、古くから親しまれてきました。
「実際に効果がある証拠」「現(げん)の証拠」という様に、たちまち効果が現れるという事が由来でこの名前が付きました。

平安時代に書かれた「和妙抄(わみょうしょう)・正式名称は和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」にも登場します。
なんと！下痢にも便秘にも効くというスーパー薬草なんですよ✨
さっと短時間で煎じると便秘薬として、時間をかけてよーく煎じると下痢止めになると
言われています。
花、葉っぱ、茎と全草使います🌿汚れていない綺麗なものを摘んで、2〜3日陰干しします。

夏から秋にかけて、河原や野原、山の中でも至る所に見られます。
白やピンクの小さい花を咲かせます🌸
花の根元付近に、紫色の筋模様が入っているのが特徴です。葉っぱは、手のひらの形に似ていて３つ〜５つに分かれています。
葉っぱや茎に毛が生えています。毛がなくてツルツルなのは要注意です。
葉っぱは、毒草の「キツネノボタン」、「ウマノアシガタ」、「トリカブト」などに似ています。

古来から私たちは、草花や木の実を採取して暮らしに取り入れていました。
足元には、薬になる草花が沢山あります。
先人達の残した、こうした膨大な知識を
まだまだ勉強して、皆さまにもお伝えしていけたらと思っています。