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ペットと飼い主さんに,使える自然療法|スーパーで買える季節の薬膳食、8月
<スーパーで買える季節の薬膳食、8月>
皆さん、こんにちは。
自然派獣医師&ホメオパスの今村香です。
動物達にも飼い主さんにも、お家ケアのヒントになるような内容を目指しています。
自分の中に埋まっている力を蘇らせて、身体も心も軽く軽くして生きていきましょう!
今年はトマトとトウモロコシのおいしさに惹かれてしまい、産直市場に何度も買いに走ったのですが、最盛期には山ほどあったトマトもトウモロコシもほとんど売られていませんでした。暑くて毎日が何も変わらないと思っていたのに、野菜たちのラインナップは様変わりしていました。
こんなに暑い日が続くのに、周りは、しっかりと変わっていっています。
そして、気が付いたら立秋が過ぎていました。
ラジオでもテレビでも冷房を上手に使って暑さをしのぎましょうと放送していますが、
そろそろ、冷房による冷えや外気との温度差による自律神経の疲れなどが現れる頃。
身体が悲鳴を上げて、頭痛、だるさや食欲不振、消化不良、下痢などが起こってしまって強制終了が待っているかもです。
また、夏は喜ぶことが循環にも程よい刺激になりますが、そのまま突っ走ってやりすぎていませんか?
お仕事、家事、遊び、外食などなど、ちょっと日常生活をふりかえってみましょう。
頑張りすぎている方、要注意。自分を労わってあげてください。
この夏から秋へと季節が変わる時期は、陰陽のエネルギーが変わるときです。活発になっていたエネルギーが静かに落ち着く方向に向かいだします。だから秋は郷愁の秋とも、読書の秋ともいわれるんですね。そして運動の秋というのは、夏の熱感を上手に外に排出するためにも必要なことです。
夏の終わりの養生は、体内の暑さを上手く吐き出すようにするのと、秋の乾燥に向けて、潤いに意識を向けましょう。
飼い主さん用(動物達に与えるときはニンニクの量に注意して、イカは外しましょう。)
オクラとインゲン、ナスのガーリック炒め
イワシとイカのグリル
おくら:ムチンが豊富、大腸に届いて腸内細菌のごはんとなる水溶性食物繊維が豊富です。胃腸を健やかにして体内を潤します。
いんげん:胃腸を整え、血糖値のコントロールに役立ちます。
なす:熱を冷まし、体内の水分を排出させます。高血圧対策にも有効です。
ぶどう:エネルギー源となります。気や血を補います。でも、動物さんにはあげないように。
イカ:血を補い、精神を安定させます。免疫強化や肝臓を強くしてくれます。動物さんにはビタミンB1の要求量が多いので、イカに含まれているチアミナーゼがビタミンB1を破壊してしまい、糖の代謝がうまくいかず、低血糖の症状でふらつきや嘔吐が現れてしまいます。ですので、イカの刺身はあげないようにしましょう。加熱したイカも消化が悪いので、嘔吐や下痢になる子もいます。気を付けて与えましょう。
いわし:気を補います。精神の安定化や脳の健康を保つDHAが多く含まれています。
ニンニク:身体を温める作用があります。血の巡りを良くしてお腹の冷えからくる下痢や消化の問題にあいます。疲労の改善にも役立ちます!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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