アトリエ雲丹

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

アトリエ雲丹 雲丹部入部ありがとう!

こんにちは!雲丹部入部ありがとうございます!部長のきょんでございます。
記念すべきメルマガ1号は、本日8月15日お盆真っ最中ということで、昨年のお盆にきょんが体験した不思議なお話を致しましょう。
昨年、年明け早々私のおじが亡くなりました。20代後半1年だけおじの家に居候させて貰ってた私。家族葬で済ませるから来なくて良いよとおばには言われましたが、それじゃおじの顔は二度と拝めない!と子供達に今日中に帰って来るからと一人新幹線に飛び乗りました。到着して横たわるおじを見た瞬間、良かったね、おじちゃんと思いました。人が亡くなって良かったねとは不謹慎なと怒られるかとも思いますが、おじとおばは娘を若くして亡くしているのです。
おじの冷たくなったおでこを触りながら、やっとお姉ちゃんと会えるね。としみじみ思ったのです。
おじに最後の挨拶をと代わる代わるやってくる客人にお茶をお出ししたり、話し相手になったりと、おばの手伝いをして数時間。客人も少なくなったので、おばにせっかく来たからお姉ちゃんのお墓参り行って来るね。と出かけました。
久しぶりだなぁ。そういえばいつもおばや私の母と一緒だったので、一人で行くのは初めてだなぁ。でもお墓の場所はなんとなく覚えてるから大丈夫だろう。
お寺に着いてお線香を買い、いざ参ろうと進んで行くも、ややっ?お墓の並びが違うぞ?戻ってさっきのお坊さんに場所を聞こう。あの、何々家の墓はどこでしょう?おじの苗字はこの辺りでは珍しいので、お坊さんもその様な方のお墓は無いですよとの事。そうです。寺を間違えたのです。
あらららら私の右手にはオリンピックの聖火ランナーの様にモクモクと煙の上がるお線香の束が握られています。私の視線とお坊さんの視線が線香の束で交差してお互い見つめあった時に、そのお坊さんは全てを悟ったお顔で申されました。返金致しましょう🙏何度も頭を下げ、隣のお寺に向かいました。今度は線香を買う前に聞きました。
この寺でもありませんでした。
なんということでしょう!このブロックには寺が3つも4つもあるのです。
諦めていとこに助けを求めました。亡くなったおじの次女です。今までのいきさつを全て話し、寺の名前を教えて!と。
線香の返品ってきくんだー🤣と爆笑されましたが、無事お姉ちゃんのお墓に着いて
もうすぐおじちゃんが行くよと伝える事が出来ました。
その後、おばに挨拶を済ませ、どこに寄るでもなくまた新幹線に乗りとんぼ帰り。
そんなこんなで時がたち、昨年の8月15日の夜、自宅であぁおじちゃんの新盆かぁ。おじちゃんも帰ってきてるかなー?と思った瞬間、フワッと暖かい風が頭を撫でたのです。
おじが帰って来てるよーと頭を撫でてくれたのでしょう。

さて、今年は誰が会いに来てくれるのでしょうね? 

〈終わり〉

初めてのメルマガいかがでしたでしょう?
ご意見、ご感想、自分もこんな体験したんです!等、お寄せ下さったらきょんが喜びます。
また次回メルマガをお楽しみに!



メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する