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老化の12のサイン「エイジングホールマークス」
ごきげんよう🎶
美容研究家 森あつ子です
「最近疲れやすい」「肌のハリが減ってきたかも…」
そんな変化にふと気づくこと、ありますよね。
そんな変化にふと気づくこと、ありますよね。
実はそれ、“老化のサイン”です。
諸々研究がすすんでいる現代では、老化のサインは12の項目で、科学的に説明されています。
「エイジングホールマークス(老化の特徴)」と言われています。
今日はその12の視点をやさしい言葉でご紹介しながら、Aromapodらしいケアでどう整えていけるかをご提案しますね。
🔢12のエイジングホールマークスとは?

「エイジングホールマークス(Hallmarks of Aging)」とは、
老化の根本的なメカニズムや特徴を説明する概念です。
これは2013年に科学誌「Cell」に発表された論文によって広く知られるようになったもの。
ちょっと聞きなれない言葉もあるかもしれませんが、イメージで捉えてみてくださいね。
1. ゲノムの不安定性(Genomic Instability)
DNAが紫外線やストレスなどで傷つき、突然変異や損傷が増加。
これにより細胞の働きが不安定になり、老化が進みやすくなります。
2. テロメアの短縮(Telomere Attrition)
染色体の末端にある「テロメア」が短くなると、細胞の分裂が止まり、再生力が失われます。
肌のハリや回復力の低下と関係します。
3. エピジェネティックな変化(Epigenetic Alterations)
DNAの「メチル化」や「ヒストン修飾」といった、遺伝子の働き方に変化が起き、適切に機能しなくなります。
4. プロテオスタシスの喪失(Loss of Proteostasis)
細胞内のタンパク質の折りたたみがうまくいかず、異常なタンパク質や老廃物が蓄積して細胞の機能が落ちます。
5. 栄養感知経路の異常(Deregulated Nutrient Sensing)
インスリン、IGF-1、mTORといった栄養センサーが誤作動し、代謝のバランスが崩れて肥満や糖化が進行します。
6. ミトコンドリア機能障害(Mitochondrial Dysfunction)
細胞の“エネルギー工場”であるミトコンドリアが劣化すると、疲れやすさや代謝の低下、酸化ストレスが増します。
7. 細胞老化(Cellular Senescence)
役割を終えた細胞が除去されずに残り、炎症や老化物質(SASP)を周囲に放出して、老化を促進します。
8. 幹細胞の枯渇(Stem Cell Exhaustion)
新しい細胞を生み出す力のある幹細胞が減っていき、組織の修復・再生能力が落ちます。肌の再生や傷の治りにも関係します。
9. 細胞間コミュニケーションの変化(Altered Intercellular Communication)
細胞同士の情報伝達(ホルモン、炎症信号)が乱れることで、慢性炎症や免疫の過剰反応が起きやすくなります。
10. クロノタイプの乱れ(Chronodisruption)【新】
体内時計(サーカディアンリズム)のズレにより、睡眠・代謝・ホルモン分泌が不安定になり、老化に拍車をかけます。
11. 免疫老化(Immunosenescence)【新】
免疫システムの機能が低下し、感染症への抵抗力が弱くなったり、ワクチンの効果が下がったりします。
12. 炎症性老化(Inflammaging)【新】
体内にごく弱い炎症(慢性微弱炎症)が長期間続き、シワや肌荒れ、慢性疾患の土台となります。
これら12の因子は互いに関連しながら進行しますが、生活習慣やスキンケア、香りを使ったケアで和らげることができる部分も多いのが特徴です。
💡 スキンケアとの関係
これらの変化は皮膚の老化にも深く関わっています。
たとえば:
-
ミトコンドリア機能障害 → くすみ、疲れた印象の肌
-
テロメア短縮 → 細胞の再生能力低下 → シワやたるみ
-
エピジェネティクス変化 → メラニン異常やバリア機能低下
スキンケアでは、これらの要素にアプローチすることで予防的なエイジングケアが可能になります
今回は、精油の香りで、ケアする方法をご紹介しますね。
🌿それぞれのサインと、できること
① DNAが傷つく「ゲノムの不安定性」
📍説明: 紫外線やストレスで、細胞の設計図であるDNAにキズがつくと、老化が加速します。
🌸香りケア: ラベンダーやローズマリーなど、抗酸化力の高い精油でやさしく保護。
② 細胞のタイマーが減る「テロメア短縮」
📍説明: 細胞には“寿命”を決めるタイマーがあり、それが短くなると元気がなくなります。
🌸香りケア: 深呼吸を促す夜のアロマで、再生の時間をゆったり確保。
③ 遺伝子のスイッチがずれる「エピジェネティック変化」
📍説明: 遺伝子はそのままでも、スイッチの“オンオフ”がずれると働きが乱れます。
🌸香りケア: ローズマリーやセージの香りで、遺伝子のバランスを整えるサポートに。
④ 細胞のお掃除が止まる「プロテオスタシス喪失」
📍説明: 老廃物がたまると、肌のくすみやごわつきにもつながります。
🌸香りケア: ユーカリやミントで、内側からスッキリさせる香り習慣を。
⑤「お腹いっぱい」が伝わらない「栄養感知異常」
📍説明: 体が栄養をうまく判断できなくなると、糖化や代謝不良が進みます。
🌸香りケア: 食事の前後にマインドフルアロマ(ベルガモットなど)を取り入れて、五感を整えて。
⑥ エネルギー不足「ミトコンドリア障害」
📍説明: 細胞のエネルギーを作る“工場”が元気を失ってしまいます。
🌸香りケア: 朝のスイッチにレモンやグレープフルーツで気分を高めて。
⑦ 古い細胞がたまる「細胞老化」
📍説明: 働かなくなった細胞が周囲に悪影響を与えることも。
🌸香りケア: ネロリやフランキンセンスなど、再生を促す精油でやさしくデトックス。
⑧ 生まれ変わる力が弱まる「幹細胞の枯渇」
📍説明: 肌の弾力や透明感を保つ“元の細胞”が減ってしまいます。
🌸香りケア: ローズやゼラニウムなど**“育てる香り”**でふっくらケアを。
⑨ 細胞同士の会話が減る「情報伝達の乱れ」
📍説明: 修復や免疫の連携がうまくいかなくなる状態。
🌸香りケア: 毎日の香り習慣で、体と心のコミュニケーションを整える。
⑩ 体内時計がずれる「クロノタイプの乱れ」
📍説明: 昼夜のリズムが崩れると、肌も体も不調になりやすく。
🌸香りケア: 朝はシトラス、夜はラベンダーで時間に寄り添う香り習慣を。
⑪ 免疫が弱る「免疫老化」
📍説明: 感染症にかかりやすく、回復も遅くなりがちに。
🌸香りケア: ティーツリーやユーカリなど、守る力をサポートする香りを。
⑫ 炎症が続く「炎症性老化(インフラマエイジング)」
📍説明: 小さな炎症がじわじわ続くと、肌荒れやシワの原因に。
🌸香りケア: カモミールやシダーウッドなど、鎮静系アロマで“心の消火”を。
「老化」は誰にでも訪れるもの。
だけど、知って、気づいて、ケアすることで、年齢を重ねることは“整えること”にも変わります。
そして、実は、、、トータルで、役立つのが、、
特許機能水 ATR PLUS
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さて 次回の美容アカデミアのお知らせ🎵
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それでは 今日も素敵な1日を🎵