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息子が産まれて、0歳育児奮闘中に心に残った言葉
おはようございます☀
今日は、私が子育ての中でとても心に残っている考え方を一つ、ご紹介させてください。
「ソーシャル・レファレンシング(Social Referencing)」
という言葉をご存知でしょうか?
子どもが不安や迷いを感じたとき、
振り返って大人の表情を見て、自分の行動を決めるという、発達心理学の考え方です。
たとえば、初めての場所で立ち止まって、ふと親の顔を見る。
そのときに返ってくる「まなざし」や「表情」から、
「あ、大丈夫なんだ」と感じて、自信を持って一歩踏み出す。
そして、振り返った先に、いつも誰かが見てくれて育った子と、そうでない子では
ソーシャル・レファレシングの感性や感情の育まれ方に大きな差が出てくるということも研究で分かっています。
この話を知ったとき、私は「これって、まさにモンテッソーリ教育の本質だ」と感じました。
モンテッソーリでは、子どもが“やってみよう”とする瞬間を尊重し、
その挑戦を見守るまなざしこそが、子どもの力を育てると考えます。
だからこそ、私が行っている「モンテッソーリ親子のじかん」では、
その“まなざし”の時間をとても大切にしています。
たとえば、子どもが何かに挑戦して、できたとき。
嬉しそうにお母さんの顔をパッと見上げるその一瞬。
そのときに、目が合って、「できたねえ〜!」と微笑み合える環境があること。
それが、何よりのごほうびになるんですよね。
もちろん私たち大人も、ついスマホに目がいったり、
おしゃべりに夢中になる時間があるのも自然なこと。
でも、ほんの少し意識を向けて、
**「今、この子は私と気持ちを分かち合いたいんだな」**と気づけると、
その瞬間が、子どもの心をふわっと温めてくれる気がします。
モンテッソーリ教育って、特別なことをする教育ではなくて、
こういう小さな日常の積み重ねこそが、大切なんだなと日々感じています。
『モンテッソーリ親子のじかん』の教室では、そんな“まなざしのやりとり”が自然と生まれるような空間を、
これからも丁寧につくっていきたいと思っています🌱
著書:『子どもへのまなざし』より引用させていただきました。
次回の教室のご案内
🌼7月10日(木)
🌼7月24日(木)
時間 10:00〜11:30
14:30〜16:00
🌼7月30日(木)
一歳までのお子様対象
助産院さんにてコラボ教室
モンテッソーリ教師 三船としえ
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