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MIYABIの洋上だより NO 9
いかがお過ごしでしょうか?
船は南アフリカの喜望峰を通過して大西洋を北上中です。
本日(5/31)赤道を超えて北半球へ。
5月27日双子座新月の日は星の観測に最適な日でした。
船の最上階デッキの灯りが消されて、
専門家の解説付きで夜空を楽しむことができました。
あと数日で見られなくなる南十字星もしっかり確認!
天の川も、北半球では見つけにくいカノープス(見ると長生きできるそう)も
きれいに見えました!!!
久しぶりに星を見ながら、思いました。
これらの星は見えないだけで、見ようとしていないだけで、
はるか彼方まで、いつもそこにあるのだと。
今見えている光の中には、
光を放ったあと無くなってしまったのもあるらしいけれど、
改めて、見えているものだけが存在の全てではないことを
感じる時間になりました。
子どものころ、人は死んだら星になるという童話を読み、
今でもそんな気がしています。
「私は宇宙人かも」と真顔で親に話して
呆れられたことを思い出しながら、
どこかの星から地球に派遣されているような感覚が、
星を見ながらよみがえりました。
死んで「天国」へいくなら、みんなも宇宙人なんじゃないのかな・・・
限りある地球滞在中に、
自分のできること、役割、使命、天命を全うしたい!!!
船の屋上で時を忘れて星たちを眺めていたら
ピュアな思いが強くなっていくのを感じます。
またお便りしますね。