こんにちは。
“いい人”をがんばる心の通訳カウンセラー、上地知子です。
メルマガをご購読いただき、ありがとうございます。
今回は、こんなふうに感じているあなたへ、そっとお届けしたいメッセージです。

「私さえ我慢すれば、うまくいく」
「言いたいことはあるけど、今は我慢」
「傷つけるくらいなら、自分が引けばいい」
そんなふうに、つい自分の感情にふたをして、
“自分を後回し”にしていませんか？

がんばり屋さんで、優しくて、空気が読めるあなたほど、
誰かのために、自分の気持ちをグッと押し込んできた経験が多いのではないでしょうか。
その優しさが、誰かの救いになったこと、
きっと何度もあると思います。

でも、
その「我慢」はあなた自身もちゃんと幸せにしてくれていますか？
「我慢＝愛」ではありません。

たしかに、人間関係を円滑に保つために、
ときには折り合いをつけることも必要かもしれません。
でも、いつも自分ばかりが我慢している状態が続くと、
気づかないうちに、心に疲れや違和感が静かにたまっていきます。
本当の気持ちを押し込めたまま、笑顔で過ごす日が続くと、
少しずつ、あなたの中の“あなた”がすり減ってしまうんです。

本当の愛って、
誰かの我慢の上に成り立つものではなく、
お互いが“自分を大切にすること”を許し合える関係の中で育つものだと思います。
あなたが“自分を大切にできていない状態”で、
静かに気持ちを飲み込み、「我慢」を差し出し続けることは、
それは“愛”という名前を借りた「自己犠牲」のようにも思います。

「でも、私が我慢しなきゃ、まわらないから・・・」
そんなふうに思う時こそ、
“本当に大切にしたい関係”は、我慢ではなく対話で育てていくものだと、
そっと思い出してみてください。

我慢をやめることは、わがままではありません。
自分を大切にすることは、自己中心でもありません。
あなたが自分の気持ちを大切にすることで、
まわりの人も「自分の気持ちを大切にしていいんだ」と、
気づくことがあるかもしれません。

そして何より、
あなた自身が、あなた自身との信頼関係を築いていく第一歩になります。
自分の声を無視し続けると、心の声がどんどん小さくなって、
“本当の気持ち”がわからなくなってしまいます。

がんばって我慢してきたこと、少しずつ手放してみませんか？
あなたの気持ちも、ちゃんと尊重してあげましょう。
周りの人を大切に思うのと同じくらい、
あなた自身も大切にすることを、“日常の選択肢”に加えていきましょう。

我慢をやめた先には、
きっと、もっとあたたかい関係性や、
心が軽くなるような日々が、あなたを迎えてくれるはずです。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。
自分の声を、そっと大切にできる時間が、
あなたの毎日に増えていきますように。
私も、心から応援しています。

次回のメルマガでは、
「人の期待を無意識に引き受けてしまう私」というテーマでお届けしたいと思います。


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