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少女みたいな母に出会った日
私はシングルマザーです。
息子を連れて実家に戻ったのは、息子がまだ1歳の頃。
子どもに手を焼いた、子育てが大変だった、という思いは正直あまりありません。
それより、どちらかというと、母の目を気にして、母の期待に応えるように生きていた私。
なので、子育ても、母に色々と言われないようにとそればかりを気にして、体裁を気にして過ごしてきたほうが大変でした💦
でも、それが自分を苦しめていたことに気づいて
1年前、実家を離れる決心をしました。
不思議ですね。
たった少し離れただけなのに、親子関係が穏やかに。
会話もやわらかくなり、自然と笑い合えるようになっていきました。
実家に一緒にいる時はご飯を一緒に食べることもなかったのに、今ではランチを食べに行く仲にもなりました✨
今日は、一昨日、一緒に買い物に行った時のお話をしたいと思います。
『夏でも着れるカーディガンが欲しいわ』
とのこと。
最初は遠慮がちに見ていた母ですが
私が、あれやこれやと似合いそうな服を持っていくと
しまいには
「マネキンの服とって」
「カゴ持ってきて」
「鏡はどこかしら」
とまるで少女のようにお買い物を楽しみ始めたんです。
今まであまり見ないような顔でした。
なぜだというと、母は外に出ることをあまり好まず
庭で草むしりをしているほうが、それがストレス解消になるような
インドアな人間、あまり趣味もなく、人付き合いも苦手な人だからです。
(でも、それも実は母の思い込みなんですけどね😜)
話は戻りますが
その笑顔を見てふと思ったんです。
私はずっと、母は倹約家だと思っていました。
私が幼少期の頃から
『がまん、がまん‥』
と自分自身に、そして、私達に対しても
言われてきたイメージがあります。
けど、本当はおしゃれや買い物が好きだったんだなって思わされる姿を見て思ったんです。
たぶん私たち家族のために、いろんなことを
オシャレも
我慢してくれていたんだなって。
そう思うと、目を輝かせて服を選ぶ母の姿が
なんだかとても可愛く見えました。
お互いが“自分のままで”いられるようになったからこそ
こんな笑顔に出会えたのかもしれません。
誰かに合わせて頑張らなくてもいいんです✨
無理に背伸びしなくても、がんばりすぎなくても大丈夫。
ありのままの気持ちで過ごしていいんです😊
今日もお読みいただきありがとうございました。
あなたは、あなたのままで大丈夫。