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MIYABIの洋上だより NO 9
いかがお過ごしでしょうか?
船はケープタウンの喜望峰を通過して大西洋へ。
昨日(5/23)はケープタウンのタウンシップという旧黒人居留区を訪ねました。
アパルトヘイトは撤廃されたのですが、
都心から離れたところに押しやられた黒人たちは、
住居と言えるのかと思えるような劣悪な環境で暮らしているのが、バスの窓外からみてもわかります。
家では十分な食事ができない子ども達も多く、食生活を支えている学校の果たす役割は大きいと思いました。
この学校で「おりがみ」を教えて14年間になる日本のキョーコさんにお会いできました。
卒業した生徒が、地域コミュニティでも教えるようになり、「おりがみ」が文化交流になり
この地区にアートとしても彩りを添えていました。
支援物資として折り紙の他に衣服や楽器なども持参しましたが、
大切な支援は、実際に会って触れ合うことだと感じました!!!
私の隣に座った12歳の女の子は、初め緊張した面持ちでしたが、
折り紙で一緒に遊ぶうちに
私の髪を触り始めて
「あなたの髪はソフトですね。」としばらく触ってから
自分から話してくれるようになりました。
「お母さんは看護婦だけど、とても忙しくて大変・・・大人になったらアメリカへ行って暮らしたい・・・また来てほしい・・・」
など、何度か聞き直しながらでしたが楽しいひとときになりました。
時間のあまりない中で立ち寄ったシニア女性ンター(会員は65歳以上が条件)でも
私たちを惜しみない笑顔と歓迎のハグで迎えてくれ、
力強く応援しあって生きているシニア女性パワーを感じました。
心温まアる一日になりました。
またお便りしますね。