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【氷入りしか勝たん!?〜日本人、水を冷やしすぎ問題】1180号

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山中恵美
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さてさて、前回のメルマガで
「朝の水、白湯?常温?冷水?」
というテーマでお届けしました
今日の話は、その延長線上にある
“ちょっと気になるあれ”。
そうそう、アレですよ……
\日本人、水を冷やしすぎ問題〜〜〜/
いやね、思いませんか?
レストランやカフェで注文前に出てくる
「氷ジャラジャラの水」
冬でも出てくるじゃない??
しかも「お冷お持ちしました〜」って
かわいい店員さんが笑顔でこれ見よがしに
持ってくる、あ、かわいい店員さんに罪はない
それでも
「いや、冷やしてくれなんて頼んでないよ」
って言いたくなるときもありませんか??
もちろん、氷水が悪いってわけでもないんです
だけど…
本当に毎回・全員・年中「キンキン」じゃないといけないのか
今日はそんな「お冷(氷水)文化」の裏にある歴史や背景
ちょっとした異文化エピソードも交えて
楽しく掘ってみたいと思います♪
■ 氷水はいつから定番に?〜時代背景と文化のミスマッチ〜
実は、飲食店で氷入りの水を出す習慣が広がったのは
昭和40年代(1965年頃)〜
昭和50年代の高度経済成長期と言われています
それまでは、冷蔵庫も氷の流通も
一般家庭にはまだまだ普及しておらず
外食時に出てくる飲み物といえば
常温の水か温かいお茶が主流
そんな時代からなぜ氷水が当たり前になったのか?
背景にはいくつかの流れがあるようです
冷蔵庫の急速な普及(1960年代)
「冷たい=贅沢・先進的・ハイカラ」
そんな当時の価値観
サービス競争の激化 →
氷入りの水=気の利いた接客の象徴
アメリカ文化の影響(これが大きい!)
■ アメリカ文化が運んできた「氷たっぷり=おもてなし」
1950年代〜60年代、日本はGHQの統治下
アメリカの影響をバシバシ受けるようになります
ファッション、音楽、食文化
…そして「飲み物」もその一つ
まあ、これが背景には「日本人弱体化計画」があるのですが
それはまた別で書きましょう長くなるので
アメリカでは、アイスドリンクが当たり前
コーラやアイスティー、氷たっぷりのレモネードは
「清涼感」の象徴でした
特に、ファミレスやファストフード文化が
これが日本に入ってくると
「お冷をすぐ出す」「氷を入れて出す」がスタンダードに
それが都市部から地方にも広がっていき
「お冷は冷たいのが普通でしょ?」
という今の感覚が定着していったわけです
でも、これってつまり…
「アメリカではそうだから」という理由で
体質も気候も違う日本に
そのまま持ち込まれた強制的習慣とも言えるんですよね
■ 海外では?冷水にビックリされる日本の風景
ちなみに世界を見渡してみると
氷水がデフォルトで出てくる国は実は少数派
フランス → 常温の水が基本。氷を頼むとちょっと驚かれる
中国 → 「冷たい飲み物は体を冷やして病気になる」として基本的にNG
イタリア → 食事中に冷たい水を飲むと消化に悪いと言われて敬遠される
世界では
「健康面を重視した結果、常温や温かい飲み物が選ばれる」
という国の方が実は多いんです
■ 友人のエピソード:氷にカルチャーショック
ドイツ人の友人が来日したときの話です
真夏の京都で「暑いね〜!」と言いながら喫茶店に入り
運ばれてきた氷たっぷりのグラスを見てびっくり。
「なぜ水が凍ってるんだい?日本人、胃が強すぎる…!」
真顔でそう言ったので、思わず吹き出しました
ヨーロッパでは冷たい飲み物は
「体に悪い」と思っている人が多く
氷入りの飲み物=ちょっと過激!
そんな印象を持ったらしいです
■ 文化として定着した「冷たさ」への信仰
もちろん、真夏に冷たい水を飲んで
「うまっ!!」と思うこともあります
でもそれは、“選べる”環境だからこそ嬉しいのであって
年中いつでも、誰にでも、無条件に氷水を出すのが
正解とは限りませんよね
「冷やしてある方が親切」
「氷を多めに入れたほうがサービス感ある」
そんな“気遣いのテンプレート””誰かの価値観”
とっくに時代とズレてきている…と思うのです
というわけで、今日のひとこと
「冷たさ=正義」は
案外冷たい価値観かもしれない
結局は自分の体と相談してその時の自分に合った選択
それが良いんです
私?私はいつも“温度感のある”メルマガを目指してます
私は変態さまのパフォーマンスを支える裏方です!
私が100人チャレンジで
「スマホの使い方」「料金の見直し」「デジタル終活」など
無料でお手伝いしている理由は
あなたの“もったいない”を見つけて、“活かす”こと
これが私の裏方魂なのです
ということで、今日も
あなたを影から支えマスヨ
今日もあなたにとって
あたたかくて心地いい一日になりますように
では、また明日!
「あなたはあなたで大丈夫
」


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