元校長社会福祉士上村伸雄|うっのまいサロン

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「人生会議」してみませんか

皆様 お元気ですか 元校長で
社会福祉士のノブちゃんです。

 この言葉は,先月近くの病
院が毎月行っている健康講座

の中で言われた言葉です。
ネットで調べてみると,厚生
労働省が,ACP(アドバンス

・ケア・プランニング)のこ
とを2018年に「人生会議」と

いう愛称をつけたもので,
「人生の最終段階で受ける医
療やケアなどについて,患者

本人と家族などの身近な人,
医療従事者などが事前に繰り

返し話し合う取り組みのこ
と」とありました。
 ACPは1990年代に米国を中

心に,過度の延命治療が問題
視され,本人が望む形の治療
を求める声の高まりに始まっ

たようです。その進め方は,
一つの例として,①あなたが

大切にしていることは何です
か。②あなたが信頼できる人
は誰ですか。③信頼する人た

ちと話し合い共有しましょう。
④何度でも繰り返し話し合い

ましょう。といったことが
ネットを見ると様々な団体等
からその進め方が挙げられて

います。
 人生会議(ACP)は,両親
や祖父母等大切な家族が体調

を崩し,これからの生活が不
安になった時,みんなで医療

やケアについて話し合いの時
間を持ちましょうということ
です。私自身もう79歳です。

「人生会議」の話を聞いて自
分も考えなくてはいけないな

と思うと共に何ともいえない
気持ちにもなりました。その
メリットして,本人の価値観

や希望に沿った医療やケア,
緊急時や終末期ケアに関する

希望や意思決定を知らせるこ
とでまわりの家族や大切な
人々を安心させストレスを最

小限に抑えることができる。
家族間で起こるもめ事を減

らすことができる。とあり,
デメリットとして,実施す
るタイミングの難しさ,本

人や家族に精神的な苦痛が
伴う可能性がある。時間と

手間がかかるといったこと
が挙げられています。

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