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きみってバイクストーリー第27回 初めての渓谷道路

おはようございます。今日は暖かい雨の朝ですね。新緑に水滴が映えてきれいです。家の紫陽花の鉢が咲き誇っていますよ。ネットで買ったチューリップ型の可愛い傘を使うのが楽しみです。
 さて、きみってさんが初めての渓谷道路を走ったの梅雨ごろでした。緑がきれいな渓谷道路。すぐ側を流れる川は雨で増水しています。バイクではしるのも怖いのに、増水した川を見て恐怖は倍増。がちがちの腕ロック状態で走り始めました。おおおきなカーブや角度のきついカーブなどある道路で坂道のアップダウンや細くて暗いトンネルもある盛りだくさんの1車線しかない渓谷道路です。

 前を走るのはREBLE250のきみってさん。後ろはスーパーカブC125にのるカニパパです。初めての道でカーブはきついし怖くて腕の力がはいってるからカーブもうまく回れません。とにかくゆっくり走りました。
ここでシフトダウンして2速でカーブをゆっくり旋回。3速にあげてまっすぐ少しスピードを出して、また次のカーブでシフトダウンして旋回…。と前だけみて気持ちよく走っていました。
「案外気持ちよく走れて、緑もきれいだしバイクって最高!」
と後ろから車も来ないし、と気持ちよく時速30キロほどで走っていました。
するとカニパパがインカムで話かけてきます。
「もうちょっと早く走って!俺、トラックにめちゃくちゃ煽られて死にそう!」
びっくりして後ろを見ると、300mぐらい後方を走るカニパパの小さいスーパーカブが4トントラックにぴったりつけられているではないですか!私を守るようにトラックをせき止めて走っていました。
それでも私は怖くて時速30キロから20キロしか出せず、大渋滞を起こしたまま走り抜けました。
走り抜けた後のカニパパは
「トラックにめちゃくちゃ煽られたよ。スパーカブで耐え切ったわ…。」
と疲れた表情でした。
私は怖かったけど気持ちよく走れてニコニコ。
「また走りたいな~」
と言っていたらカニパパは青い顔をしていました。
夫婦ライダーでキラキラ走っている裏側にはこんな苦労がありましたよ。

最後までお読み頂きありがとうございました。
次回更新をお楽しみに~。

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