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メールマガジン バックナンバー
虫や鳥になって…
おはようございます
曇天
数日前、今は都内に移り住んでいる幼馴染のお母さまが90歳で逝去された。
おじ様と共に昔は商社にお勤めだったと記憶している。インテリジェンスを感じさせる物腰、立ち振る舞い、キリッと太めに引いたアイラインなど幼いながらも印象に残っている。
わたくしはね…
"わたし"ではなく
"わたくし"とおっしゃっていた。
90歳と聞けば充分長生きに聞こえるかもしれないが、お別れはまだまだ先のことと思っていた。
幼馴染のお墓も家の親戚、母の実家の知足寺にあるのでお墓の草取りをさせてもらった。先に彼方に逝っている優しいおじ様と心の中で話ながら…
草取りをしている時
お墓の周りを1匹のカナブンがぶんぶん飛び回り何か言いたげな様子に見えて
「イタのパパ?大好きなママがそちらに逝きますからね」
絶対に友達のお父さんだと思えた。
スケートに連れて行ってくれたのもイタのパパ、サーティワンのアイスクリームをダースで買って来てくれたのもイタのパパ…
午後になり、今度は中庭に今年初めて見るモンキチョウがひらひらと…
ふと時刻を確認して
あゝ、イタのママなんだね
そう思わざるを得なかった。
カナブンとモンキチョウは仲良しなのかな?きっと仲良く飛び回っているのでしょう…
イタのパパ、ママ
ありがとうございました。
また、いつかお会いできたら嬉しいです。
☆いつも保護猫活動にご理解ご協力ありがとうございます☆
愛と感謝
withsmile
上水流ユリ