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ペットと飼い主さんに,使える自然療法|微量ミネラル 鉄
<微量ミネラル 鉄>
皆さん、こんにちは。
自然派獣医師&ホメオパスの今村香です。
動物達にも飼い主さんにも、お家ケアのヒントになるような内容を目指しています。
自分の中に埋まっている力を蘇らせて、身体も心も軽く軽くして生きていきましょう!
鉄不足になっていませんか?鉄分は主にタンパク質に多く含まれていますので、しっかりとタンパク質をとっていきましょう!!
食品の中で特に多いのが、レバー(肝臓)ですね。貧血気味の場合は意識して取るといいです。また肉、魚、豆以外にも海藻やアサリ、しじみに多く含まれています。
鉄の体の中の働きには、酸素を運搬するという蛋白質に必要です。これを赤血球ではヘモグロビン、筋肉ではミオグロビンと呼んでいます。血液の赤い色はこのヘモグロビンの色です。筋肉の赤い色の部分に、このミオグロビンが豊富に含まれています。他にも肝臓や脾臓、骨髄中に鉄を蓄えています。
そして鉄は、酸素の運搬だけではなく、メラトニンにも関わりがあり、入眠や睡眠の質にも影響があると言われています。鉄分の低下で、むずむず脚症候群や爪の変形、甲状腺ホルモンの活動にも影響が出てしまいます。
身体の中では鉄の90%がリサイクルで使われています。10%に当たる部分を食事から補っています。吸収する場所は十二指腸です。ですが、吸収率が悪いんです。その吸収率は、動物性食品中では10~50%、植物性食品だと2~15%とかなり幅があります。ビタミンCやクエン酸と一緒に取ると吸収率はあがりますが、タンニン(緑茶、赤ワイン、コーヒー)とは反応してしまい吸収されにくくなります。また植物繊維が豊富にありすぎても吸収の妨げとなります。
体の中の鉄が少なくなる要因には、持続的な慢性の出血(消化器系の潰瘍や癌)、成長期や妊娠中、月経過多、十二指腸の吸収阻害、骨髄や腎臓の病気などがあります。
では、レメディになるとどのような働きになるか。
鉄に関係するレメディはいくつかあります。Ferr、Ferr-m、Ferr-s、Ferr-p、Ferr-iなどがありますが、なじみのあるFeer-pのご紹介です。
初期の炎症状態、筋肉のたるみ、貧血、皮膚の痒み、いらいら、出血傾向、すぐに赤くなる顔、
朝方(AM4~5)、術後の疼きと出血の問題、風邪の後の難聴の問題など
そして、鉄の本質には頑固さ、まじめ、打たれ続ける、忍耐強さ、イライラがあります。
また鉄分が少ないなと感じたら、Ferr-p 12Xをとって補ってあげましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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