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【トレーニングの3原則】 可逆性の原理
〜「続けること」が何よりの力になる〜
おはようございます!
今日は、3原理の最後「可逆性の原理」についてお届けします。
これは簡単に言うと、「がんばって身につけた力も、やめれば元に戻る」というもの。逆に言えば、体力や筋量、持久力は継続することで維持・向上できるとも言えますね。
たとえば、春休みで2週間走るのをサボってしまうと、足が重く感じたり、タイムが落ちたりすることがあります。経験上ご存知かとは思いますが、体力というものは使わなければ少しずつ落ちていくんです。
でも、これは「やめたら意味がない」と落ち込む話ではありません。むしろ、「だからこそ日々の積み重ねが大切だよね」と前向きにとらえましょう。
お子さんが「ちょっとサボりたいな…」と思った日も、「少しでもいいから続けてみよう」と声をかけてあげることで、長く続ける力が育ちます。
例えば、サボりたい日は足踏みだけでも良いと思いますし、階段を1往復余計に上り下りするだけでも良いと思います。やらないよりどれだけマシなことか!
今日はやる気50%だったとしても、そのやる気50%の中での100%を発揮するということはチャレンジできますよね。これは元メジャーリーガーのイチローさんの思考だそうです。
可逆性の原理の話をすると、逆説的に「継続は力なり」という言葉を思い出します。何度も耳にしてきた言葉ですが、実はトレーニングの原理原則の話なんです。
生活習慣、学校、将来の仕事、全てにつながっていきそうです。是非とも、親の背中を見せて伝えていきたいところですね。