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【トレーニングの3原則】 特異性の原理

〜「走る力」は「走る練習」で伸びる〜

おはようございます!
今日は、トレーニングの3原理の2つ目「特異性の原理」についてお話しします。

この原理は、「伸ばしたい能力に合ったトレーニングをしよう」という考え方です。たとえば、サッカーがうまくなりたければ、サッカーの練習が必要ですし、速く走れるようになりたければ、走る練習をしないといけません。

いくら腕立て伏せをがんばっても、走る速さがそのまま伸びるわけではないですよね。もちろん、体を鍛えること自体は大切ですが、「目的に合った動き」をすることで、より効果的に力がつきます。

陸上クラブでは、「スタートダッシュ」「腕の振り方」「地面の押し方」など、走ることに特化したトレーニングをします。これこそが、特異性の原理を活かした内容です。

親としては、子どもがどんな力を身につけようとしているのかを知ることで、練習の意図が見えやすくなります。「今日は何の練習をしたの?」と声をかけて、ぜひ会話をしてみてください(以前メルマガでもお伝えしましたが、週に1回スポーツについての会話をするお子さんは、スポーツテストのスコアが高くなる傾向にあるという内容をお伝えしております。ぜひ会話してみてください)。

SMACは陸上競技の短距離走をベースに活動しており、「速く走る」というスキルに特化はしておりますが、このスキルは強い体幹や足腰の強さがあってこそ身につくスキルです。つまりどのようなスポーツにも活きてきます。
SMACは陸上競技にこだわることなく、スポーツを生涯にわたって取り組める能力を育てていこうと考えております。

次回は3原則の3回目「可逆性の原理」です。
お楽しみに!

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