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鳳月堂だより|2025年4月13日号 夢洲から未来へ、そして和の心を子どもたちへ
皆さま、おはようございます。
鳳月堂、女将でございます。
本日、4月13日(日)朝9時より、いよいよ【大阪・関西万博】が開幕いたしますね。
会場は、大阪市此花区「夢洲(ゆめしま)」――。
10月13日までの半年間、世界の叡智と文化が集う、壮大な祭典でございます。
お噂の公式キャラクター「ミャクミャク」も可愛らしく、すでに話題を集めておりますね。
なんと、来場者は約2,820万人を見込んでいるとか。約160の国と地域が参加するそうでございます。
国内パビリオンでは、AIやロボットといった未来の技術に触れられ、
海外パビリオンでは、各国の個性あふれる建築や文化をご堪能いただけるとか。
まさにテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」にふさわしい、大きな夢の場となることでしょう。
女将もいつか、和の心を携えて訪れたいと、ひそかに願っております。
🎏 和文化の知恵|兜とこいのぼりは、いつ出すのが良いのでしょう?
さて――
「端午の節句」が近づいてまいりました。
男児の健やかな成長を願うこの佳き季節、兜やこいのぼりを飾るにも、
実は古来から伝わる目に見えぬ節目の知恵がございます。
🛡兜を飾る時は?
兜は、身を守る象徴でございます。
その姿に厄災が気づき、近づかないとも言われており、
一部では一年中飾って良い、との説もございます。
けれど、季節を感じながら飾るならば、
4月17日(春の土用入り)より前にお出しいただくのが良いとされております。
自然の流れに調和したお飾りは、お家の気を和らげてくれることでしょう。
🎏こいのぼりは、風を受けて泳ぐ時期が大切です
こいのぼりもまた、木火土金水――五行の色に通じる意味がございます。
その色には、大地や水、空のエネルギーが込められております。
春の土用(4月17日)前に飾るのが理想ではございますが、
それを過ぎてしまった場合は、「間日(まび)」という特別な日がございます。
🗓 2025年 春の「間日」は:
- 4月:17日・18日・21日・29日・30日
- 5月:3日
この日にお飾りいただければ、土の神さまのご機嫌を損ねることなく、
良い節句をお迎えいただけることでしょう。
🛁5月5日は「菖蒲湯」で、勝負運を!
そして、端午の節句に欠かせないのが
――**「菖蒲湯(しょうぶゆ)」**でございます。
香り高き菖蒲は、昔より邪気を祓うとされ、
お湯に浮かべることで、身も心も清められ、活力を取り戻すと伝えられております。
また、「菖蒲=勝負」ともかけまして、
大切な節目には勝負運が高まるお風呂としても親しまれてまいりました。
どうぞ、5月5日はご家族そろって菖蒲湯にお入りになり、
お子さまの健やかなご成長と、皆さまのご多幸をお祈りなさってくださいませ🌿
そして、鳳月堂では、4月14日(月)より「かしわ餅」の販売を始めさせていただきます🎏
こしあん・つぶあん(皮がよもぎ)・みそあん・いずれも人気のお味。
遠くは群馬や茨城からも、わざわざお求めにいらしてくださるお客さまもおられます。
季節の恵みとともに、どうぞお召し上がりくださいませ。
それではまた、次回のご案内を心よりお楽しみに――
女将より、春の風とともに感謝を込めて。
——
奉献菓舗 鳳月堂
皆さまの暮らしに、和の甘味とやすらぎを。
PS🌸春爛漫茶会のご案内
このたび、春の息吹に包まれながら、
ささやかに「春爛漫茶会」を催させていただきます。
📅日時:4月16日(水)17:00~19:00
💴会費:4,000円
お仕事帰りのひとときに、
一服のお抹茶と、季節の和菓子で心をほどいていただけたら――
そんな想いを込めて、静かなお席をご用意いたします。
新年度を迎えた皆さまへ、
春の贈り物のような時間となりますように。
どうぞ、お気軽にお立ち寄りくださいませ🌸
ご参加をご希望の方は、お気軽にご連絡くださいませ。
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