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「スポーツの話をする子」は運動能力が高い?

新年度は定期的にメールを発信したいなと考えていたところに、週に1回のスポーツ ネタを発信したくなる話題がありましたので、早速メールを打つことにしました。


小学生のスポーツテストのスコアを良い順に並べ、週に1回以上、①スポーツをしている、②スポーツを見ている、③スポーツの話題を話している、の3つを聞き取りしたところ、意外な結果が出たそうです。

なんと、成績が上位半分の子どもたちは、全員『週に1回以上スポーツの話をしている』のだというのです。週に1回以上スポーツをしていたとしても、スポーツの話題を話していない子は、スコアが伸びなかったようなのです。

この結果は、スポーツをすることだけでなく『話すこと』も運動能力に関係することを示唆しています。

なぜ「話すこと」が運動能力の向上につながるのでしょうか?

理由の一つに、スポーツについて話すことで「意識が高まる」ことが考えられます。たとえば、「あの選手の走り方、すごいよね」と話せば、自分の走り方を意識するきっかけになります。

また、スポーツの話題を通じて友達と交流することで、実際に体を動かす機会も増えるかもしれません。「この前話したサッカー、今度一緒にやってみよう!」と遊びにつながることもあるでしょう。

つまり「スポーツの話をする」ことが、運動への興味を引き出し、結果的にスポーツテストの成績にも影響を与えているのかもしれません。

お子さんが運動に苦手意識を持っている場合、まずは『スポーツの話をする』ことから始めてみてはいかがでしょう?

「今日は体育で何をやったの?」
「どんな運動が好き?」
「最近すごいと思った選手はいる?」
そんな会話が、運動への第一歩になるかもしれません。

もちろん「する」「見る」「話す」の三拍子そろっている子が成績トップグループであるのは当然ですが…



そんな感じで、皆さんが食卓で話題にしたくなるようなスポーツネタ、あれこれ探して今後のメルマガで発信していきます。

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