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連載第19回目 きみってバイクストーリー 長い卒業検定の始まり

おはようございます。週の始まりの月曜日。日曜日のマルシェでメルマガ登録頂いた方々。ようこそきみってのお話の世界へ。ここに書かれていることはノンフィクションです。びっくりするようなドジやミラクルを連発しながらバイクの免許を取っていく話です。こんなミラクルが無ければきっと免許をとれていなかったと思います。「一度入校した生徒は最大限卒業させる」という先生たちの気概と奮闘がればこそでした。このお話の中では先生たちの実名はだせないので、それぞれ似た俳優さんに例えています。

さて先週の続きから。免許取得期限まで残り3か月を切ったきみってさん。ようやく卒検1回目です。朝からがちがちに緊張している私に担当の岩城先生(岩城晃一似)が
「大丈夫?すでにがちがちだね。肩の力を抜いてね。今まで通りやれば大丈夫!タイムとか気にしなくていいから。コーン倒したり、脱輪しなければ大丈夫!」
と言ってくださいました。

試験が始まり、いつものようにシートをあんこ抜きに変えてくれる岩城先生。とても助かってます。
安全確認をした後、ステップを外してバイクを起こしてまたがります。ここが一番バイクを倒す危険が高いポイント。なんとか倒さずに乗れました。外周、1本橋は渡れました!1発成功なんて奇跡!S字とクランク成功。スラロームも成功。タイムはアウトでした。
急制動も40キロまで出せて、指定ラインにタイヤが乗っていましたがギリギリセーフ。
失格につながるようなミスがなく試験を終了しました!
やったー。きっと1発合格だよ!と岩城先生と喜びあっていたら、結果は不合格。岩城先生が試験官に直談判に。試験官は
「タイヤが4分の1回転規定ラインからはみ出していたので不合格です」
岩城先生は憤慨して
「この人がこんなにできていることは奇跡に近い。小さいミスで不合格にするよりもここで合格させたほうがいいぞ!このあとどんなことが起こるかわからない!それでも合格させないのなら、後で後悔するぞ!」
横で聞いていて、ちょっとけなされているような気持になりましたが…。
熱心に掛け合ってもらいましたが結果は変わらず不合格でした。
その先生はあとで本当に後悔することになります。

続きは水曜日のメルマガで。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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