『いでひろグループ』 異種異業種紹介サイト(静岡)

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

第二弾 異種異業種紹介サイト「いでひろグループ」

こんにちは!
異種異業種紹介サイト「いでひろグループ」代表の井出啓之です。
今回は、元私立高等学校校長、教師生活37年、
私の教育の原点についてお話しさせていただきます。
子育て中の保護者の皆さんや会社を経営しておられる方の
一助となれば幸いです。

【私の宝物は教え子です】
私の原点にあるものは「やってみせ、言って聞かせてさせてみて、
ほめてやらねば人は動かじ」という山本五十六氏の言葉ですが、
五十六もまた、江戸時代後期、米沢藩の藩主であった
上杉鷹山の「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、
成さぬは人の為さぬなりけり(人が何かを成し遂げようという意志
をもって行動すれば、何事も達成に向かうのである)」という言葉の
影響を受けたと言われています。この山本五十六氏の言葉を
教育の原点として、常に教え子と接してきました。

まずは、自分が見本となってやってみせる。
次にしっかりとやり方を教え、やらせてみる。
やって出来たならば褒めてあげる。
そうすれば、本人は納得するし、気分も良くなるはずです。
画一的な目で見るのではなく、努力を認め、励まし、
次を期待することでやる気は湧いてきます。

やらされているうちは本物ではありません。
本人がやる気を起こした時から、主体的に取り組む姿勢は生まれます。
そのやる気を起こさせるのが教師の役割であり、
そのためには、認め、褒めることがいかに大切であるかを知るべきです。
存在を認め、光を当て、安心して過ごせる学校での居場所を
確保してあげることが必要です。「指導」の名のもとに、
欠点ばかりに目を配る、いわゆる「アラ捜し」ではなく、
どの子にもある良いところを見つける「エクボ捜し」を心がけるべきでしょう。

さらに、この言葉には続きがあります。
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている、姿を感謝で、見守って、信頼せねば、人は実らず」
 人を育てるには、相手の話をよく聞き、
途中で口出しせずに任せること。
信頼して見守ることが大切です。
高圧的に言うことを聞かせるのではなく、
相手へ敬意を払って接しなくては、人は育たないということでしょう。
 指導者の心構えとして、人気の高い山本五十六の名言です。
新しく部下や後輩をもつ人に、激励の意味でこの言葉を
贈るのもよいかもしれません。

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する